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Ivory Tower / huangjiahui
以下は2011年6月18日付アップルデイリーによる翻訳小説ランキング(集計期間:6月6日~6月12日)。台湾の書店9563店の協力で作成されたものです。といっても、うち4800店はセブンイレブンなんですが。ってか、そんなにあったんだ、セブンイレブン!
1位:『哪啊哪啊~神去村』 三浦紫苑
三浦 しをん
徳間書店
売り上げランキング: 6470
2位:『鬼太郎之妻:最平凡卻又最溫暖的故事』 武良布枝武良 布枝
実業之日本社
売り上げランキング: 29594
3位:『夜行觀覽車』 湊佳苗湊 かなえ
双葉社
売り上げランキング: 2016
5位:『雨樹之國』 有川浩有川 浩
新潮社
売り上げランキング: 60111
8位:『OH! FATHER』 伊土反幸太郎
(追記:「土反」は原文ママ。中国語フォントで「坂」という文字が表記出来ないため、ネットでは「土反」という力技で表記されることもあるようです。)伊坂 幸太郎
新潮社
売り上げランキング: 5191
9位:『少女』 湊佳苗湊 かなえ
早川書房
売り上げランキング: 64254
直木賞作家、三浦しおんの『神様なあなあ日常』が一位。続いて朝ドラ原作のベストセラー『ゲゲゲの女房』。他、湊かなえ、有川浩、伊坂幸太郎などなど、現在日本で売れている若手著名作家の名前が並びます。湊かなえは2作同時ランクインですね。すごい。
アップルデイリーのウェブサイトでは
過去のランキングもさかのぼってみられるのですが、翻訳小説ランキングには日本作家の本が数冊はランクインしていますね。
5月23日から29日の週にいたってはなんと7冊がランクイン。『
涼宮ハルヒの驚愕』上・下が2冊でカウントされているからというのはありますが……。
日本文化の影響というと、アニメ、マンガ、ドラマばかりに注目が集まりやすいように思いますが、小説の与えている影響も相当なものですね。