• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

アニメだけじゃない日本文化!翻訳小説ランキングに日本の小説6作がランクイン―台湾

2011年06月22日

台湾の6月第2週翻訳小説売り上げランキング、トップ10になんと6作も日本の小説がランクインしているそうです。

台湾の出版社・皇冠文化集団の編集者・エミリーさんのツイート

アジア各地のミステリー情報を紹介するサイト・アジアミステリリーグを運営する@Colorless_Ideasさんが翻訳して紹介しておられました。

で、面白かったので、「KINBRICKS NOW」でご紹介させていただきます。



Ivory Tower / huangjiahui


以下は2011年6月18日付アップルデイリーによる翻訳小説ランキング(集計期間:6月6日~6月12日)。台湾の書店9563店の協力で作成されたものです。といっても、うち4800店はセブンイレブンなんですが。ってか、そんなにあったんだ、セブンイレブン!


1位:『哪啊哪啊~神去村』 三浦紫苑

神去なあなあ日常
神去なあなあ日常
posted with amazlet at 11.06.22
三浦 しをん
徳間書店
売り上げランキング: 6470







2位:『鬼太郎之妻:最平凡卻又最溫暖的故事』 武良布枝

ゲゲゲの女房
ゲゲゲの女房
posted with amazlet at 11.06.22
武良 布枝
実業之日本社
売り上げランキング: 29594


3位:『夜行觀覽車』 湊佳苗

夜行観覧車
夜行観覧車
posted with amazlet at 11.06.22
湊 かなえ
双葉社
売り上げランキング: 2016


5位:『雨樹之國』 有川浩

レインツリーの国
レインツリーの国
posted with amazlet at 11.06.22
有川 浩
新潮社
売り上げランキング: 60111


8位:『OH! FATHER』 伊土反幸太郎
(追記:「土反」は原文ママ。中国語フォントで「坂」という文字が表記出来ないため、ネットでは「土反」という力技で表記されることもあるようです。)
オー!ファーザー
オー!ファーザー
posted with amazlet at 11.06.22
伊坂 幸太郎
新潮社
売り上げランキング: 5191


9位:『少女』 湊佳苗

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
湊 かなえ
早川書房
売り上げランキング: 64254


直木賞作家、三浦しおんの『神様なあなあ日常』が一位。続いて朝ドラ原作のベストセラー『ゲゲゲの女房』。他、湊かなえ、有川浩、伊坂幸太郎などなど、現在日本で売れている若手著名作家の名前が並びます。湊かなえは2作同時ランクインですね。すごい。

アップルデイリーのウェブサイトでは過去のランキングもさかのぼってみられるのですが、翻訳小説ランキングには日本作家の本が数冊はランクインしていますね。5月23日から29日の週にいたってはなんと7冊がランクイン。『涼宮ハルヒの驚愕』上・下が2冊でカウントされているからというのはありますが……。

日本文化の影響というと、アニメ、マンガ、ドラマばかりに注目が集まりやすいように思いますが、小説の与えている影響も相当なものですね。



コメント欄を開く

ページのトップへ