中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年06月25日
広東湛江呉川威力神歌舞団。
21人の団員を抱えるこの旅芸人一座は2003年に結成。南から北まで全中国の農村を回っている。
村から村へ。
まるでヨーロッパのロマのようだ。
日が暮れた。
ステージが終われば、彼らはまた次の村を目指して旅立つ。
鳳凰網の写真特集「囲観」。6月24日掲載の第20期は旅芸人一座を特集しています。
団員はほとんどが農民出身。そして公演先もほとんどが農村です。南は広西チワン族自治区から北は陝西省まで中国各地を回っているのだとか。中国の都市を見ているかぎりでは決してしりようがない農村の娯楽が伝えられていて、大変興味深い内容です。
かつての中国には村々を回る奉納芝居の演劇団がいたものですが、21世紀の今、神事としての性格が失われても農村の芸能集団は残っています。
*画像は鳳凰網の写真特集「囲観」20期。他にも多くのすばらしい写真があります。