2011年6月28日、雲南省昆明市の新空港ターミナル建設現場で、資材運搬用通路の倒壊事故が起きた。9人が負傷した。29日付南都網が伝えた。

現場関係者によると、倒壊したのは長さ25メートル、幅10メートルの鉄筋の足場。事故当時は20人以上の労働者が足場の上で作業中で、セメントなどの資材を運搬中だった。事故原因は現在、調査中だが、資材の重みに絶えかねての倒壊だった可能性もある。


＊画像は台肥不動産網の報道。ネット民が撮影した倒壊現場。

事故が起きたのは、現在建設中の昆明小哨国際空港。増え続ける航空需要に対応するべく新設されるもの。230億元（約完成後には中国第四位という大型空港になる。

同空港では2010年1月にも足場の倒壊事故が発生。7人が死亡、34人が負傷する惨事となった（人民網）。


＊画像は人民網の報道。2010年の事故。