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2011年06月29日
またプラユット陸軍司令官は脱退を表明したスウィット天然資源・環境相を絶賛。アピシット首相もユネスコのイリーナ事務局長の対応を非難し、ユネスコ脱退を支持した事で、脱退・徹底抗戦を主張していたPAD(黄服)は来月1日に予定していた反政府集会を中止。アピシット民主党政権を賞賛しま
した。
PADと根っこを同じくする「No Vote(投票するな)」と訴えていたグループも、民主党へ投票する可能性が高くなりました。これで窮地に追い込まれていた民主党も、PAD支持者や守旧派の支持を得られ、少しは総選挙で盛り返す事ができるでしょうか。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。