中国でちょっと不思議な運動会が開催されました。競われる種目は、

手榴弾競争：手榴弾を使った投てき種目
苦しい長征の道：片足での100メートル走
英雄がトーチカを爆破：爆発物（模造品）を持っての障害物競走
赤い女たちが負傷兵を救う：タンカ100メートル競走

などなど、競技名も内容も「？」となるものばかり。というわけで、奇妙すぎてもはや面白いレベルに達している「全国紅色運動会」をご紹介します。


＊手榴弾投げ。

＊競技「天馬島を占領せよ」。


＊開幕式。


＊開幕式。


＊選手入場も革命ルックで。
＊以上は網易の報道。

2011年6月26日～28日、甘粛省慶陽市で第2回全国紅色運動会が開催された。第1回は昨年、山東省臨沂市莒南県で開催されている。主催は国家体育総局と甘粛省政府というからちょっと驚きです。地方政府がこっそりやっているのかと思った……。

「革命戦争要素を取り入れたスポーツ大会」という趣旨とのこと。「企画を考えたやつ、ちょっとでてこーい」という内容ですが、お国のお墨付きを得ているだけあって、相当量の報道があるのがびっくりです。


＊競技名「赤い女たちが負傷兵を救う」


＊たんにタンカを運ぶだけではなく、障害物もあるらしい。


＊慣れない競技種目だけに、落っことしてしまう事故が続発…….。
＊上記写真3枚は鳳凰網の報道。

＊掲載写真は網易、鳳凰網の報道。他にも衝撃的な競技風景の写真が多数ありますので、是非ご覧下さい。