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中共官僚セクハラ列伝!メガネのおっさんとベアハッグ書記―中国

2011年07月01日

2011年7月1日は中国共産党建党90周年記念日。当日はもとより数カ月前から、各地で「ビバ!共産党、ビバ!革命」とさまざまな催しが開かれている。

といってもお決まりの歌や劇ばっかりでそんなに楽しいはずがないよね、などと思っていたのが、心の底から盛り上がってしまった人もいたようだ。ある革命歌謡ショーでのこと、テンション上げすぎたある官僚がステージに上がり、美人歌手と肩を組んでゴキゲンになるという騒ぎがあった。

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■メガネのおっさんがはしゃぎまくるの巻

事件が起きたのは6月21日、河南省濮陽市で開催された「愛国歌、みんなで歌おう」イベントでのこと。ステージにメガネのおっさんが突撃。満面の笑みを浮かべたまま有名歌手・宋祖英と肩を組むわ、記念撮影するわとやりたい放題。

これがネット掲示板で暴露され、広く知られることになってしまった。おっさんの名前は王留聚。濮陽市開発区胡村郷弁公室主任という村のお役人で、先日、胡村郷中国共産党委員会委員に昇進したばかりとのこと。今回の一件で、5日間の行政拘留、免職という処分を科された。

はしゃぎすぎが問題になったのはもちろんのこと。仕事を抜け出してイベントに出かけていたことも叱られた理由となった。よっぽど、宋祖英が好きだったんだろうなぁ……。

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■メガネのおっさんよりもっとすごいベアハッグ事件

さて、今回のはしゃぎっぷり事件を見て、みなが思い出したのが昨年12月の「ベアハッグ事件」。陝西省延安市志丹県でショーが開催されたのだが、司会者を務めたのは中国中央電視台の人気女子アナ・管彤。でもって、今回よりももっとえげつないことが。

イベントには志丹県の祁玉江・県中国共産党委員会書記も出席。で、小さな女の子から花束を受け取るという一幕があったのだが、そこからがすごい。その花束を管彤にプレゼント。でもって、

「どや、どや、ワシはええ男か?」
「ワシは男らしいやろ?」
「姉ちゃんはべっぴんやなぁ、色白やし。きれいやで。」

とセクハラ発言のオンパレード。さらにはなんとも豪快な抱きつきっぷりを見せ、ネット民からは「熊抱」(ベアハッグ)とのすばらしいあだ名も付けられている。

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