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「倒壊してない!自分で壊したんだ!」マンション倒壊の噂に大手企業がスゴい言い訳―中国広東省

2011年07月02日

2011年6月30日、1枚の写真がマイクロブログで注目された。

それは大手不動産デベロッパー・碧桂園が広東省仏山市高明区で建設中のマンションの写真。複数棟のマンションの建設が進む中、端の1棟がばらばらに崩れている。どうみても倒壊したようにしか見えない。「えー、あの大手企業でもこんな欠陥マンション作るんだー、ひでー」との反応がネットに広がった。2011年6月30日、財経網が伝えた。

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マイクロブログで噂が広がった30日、碧桂園はただちに声明を発表した。その声明がなんとも振るっている。

我が社が建設中の高明碧桂園C区画第3期プロジェクトの501棟、502棟はすでに本体工事が終了していた。ところが、我が社の品質監査部局が調べたところ、現場従業員のミスで設計図と実際の構造との間にわずかな違いがあることが判明した。501棟、502棟はすでにほとんど完売状態。契約では今年12月30日に引き渡すことになっている。

契約を守るために我が社はすでに完成したマンションを壊し、新たに立て直すことを決定した。それも契約通り、決まった日付にマンションを引き渡すためである。このことについてはすでに政府に報告した。

正直、マイクロブログで「あの大手企業のマンションが倒壊したぜー」とか言われても話半分で聞き流すところですが、「“ちょっとしたミス”があったので、すでに完成したマンションをぶっ壊すことに決めた。すべては顧客の利益を守るため(キリッ」とか言われると、「えええ、マジでマンション倒壊したの?!」とか思ってしまうのですが、どうなんでしょう?

つーか、もう7月なんですが、今から作り始めて年末に間に合うんですね……。びっくり。


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