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中国ネットサービス勢力図=百度の天下続くもソーシャルメディアの追い上げ目立つ―中国微博情報

2011年07月05日

博雅社"2011年上半期中国インターネット/ソーシャルメディア発展構造"を発表

PRやコーポレートブランディングなどに従事する博雅(英文名:Burson-Marsteller)社が"2011年上半期中国インターネット/ソーシャルメディア発展構造"を興味深い図と共に同社のブログで発表していたので紹介します。

Internet Landscape in China 2011 H1 CN

*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

水色の文字でタイトル化されているのを順番に紹介していきたいと思います。

まず1番上は中国人口总数(=中国人口総数)ですが、こちらは4月末に中国国家統計局から発表されたとおり1,339,724,852人(13.39億人)で、うちインターネットを利用しているユーザーは35.6%にあたる4.77億人であるということが示されています。

続いて右下は「ソーシャルメディア トップ5」で、QQ空間(86億PV、カバー率 46.0%)、腾讯朋友(21億PV、17.8%)、人人网(33億PV、16.0%)、新浪微博(13億PV、9.0%)、开心网(12億PV、4.7%)の順で続いています。

その左下は「インターネットサイト トップ5」で、百度(Baidu)が88.9%、QQが67.6%、淘宝(タオバオ)网が50.1%、新浪(Sina)が46.4%、优酷(Youku)が38.0%と続きます。

そして最後は左側色付きのソーシャル系メディアとTVや新聞などの主流メディアを対比するように配置した図です。

左側色付きの方では先の优酷(Youku)が36億PV、人人网が33億PV、土豆网が25億PV、新浪微博が13億PVと並び、右側現在の主流メディアは新华网(9億PV)、CNTV(CCTV、5.9億PV)、环球网(4.9億PV)、中新网(4.5億PV)、人民网(4億PV)などが並んでいます。

上記の結果からは百度(Baidu)は依然として断然の強さを誇っていますが、QQ空間腾讯朋友などを武器にソーシャル系に強みを持つ腾讯、従来のポータルサイト的な要素から微博(マイクロブログ)を武器に様々なサービスを拡張していく新浪(Sina)、そしてここ数カ月上場熱に湧いた動画共有サイトの优酷(Youku)土豆网などが現在の中国インターネットの主流と言えるかと思います。

今後、この図局がどのように変化していくのか下半期の結果を心待ちにしましょう。

情報元:The Burson-Marsteller China Blog

*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。


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