中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年07月13日
ドイツのほうが中国よりもネット規制している、イデオロギー管理している、ネット契約のハードル高い……と説いています。「んなわけねーだろ、バカ」「ドイツと間違えて、北朝鮮に行ったんだろ」とネット民のからかいの対象となってしまいました。
■臧傑斌副市長のお言葉
昨年4月、視察と勉強のためにドイツに行って、半月ほど滞在しました。それでドイツのインターネット接続がどうなのかを学んだんです。ドイツは先進国じゃないですか。高度な文明を持ち、工業も発達している。いやあらゆる分野が発達している、欧州最大の強国です。ところがその強国でですよ、一般市民がインターネットを契約するのは、そりゃもうめちゃくちゃ大変なんです!
ですからね、中国に暮らしている皆さんは、中国がどーだ、政府がどーだ、ニュース規制がどうだ、イデオロギー管理が厳しすぎると批判しますけどね。実際は違うんです。イデオロギーやニューメディアに対する西洋人の管理は、中国なんかよりもよっぽど厳格ですよ。
なんで、うちの国は非常に文明的で、非常に民主的な国だと言えましょう。皆さんはね、そのことを幸せに思うべきですよ。うちらはネットを契約するのも簡単でしょ。ドイツじゃそりゃもうたくさんの認可が必要で、いろんなところをかけずり回ってやっとネットに接続できるんですから。んでもって、費用も高い!