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あの「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」ネタが中国オタにも流行していた件―中国オタ事情

2011年07月16日

中国オタクの「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」への反応

先日ありがたいことに

『Yahoo知恵袋が元になった「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」というネタが中国で話題になっていたそうなのですが、どんな感じだったのでしょうか?』

という質問をいただきましたので、今回はそれについて少々やらせていただきます。


Living room as of 2008/12 / Yasuhiko Ito


*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


この件については既に海外もみっくみくさんが記事にされていますので、ぜひそちらもご参照ください。
中国語PVや、台湾でのニュースについても紹介されています。
「KAITO:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」への海外の反応(海外もみっくみく)

それで中国での反応なのですが、改めて調べてみた所かなり流行っていたようです。
ざっと見た感じではこの動画の知名度が様々な派生作品の中でも比較的知名度が高いようです。

【手書きMAD】家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。【カイミク】



また、ちょっと調べてみただけでイロイロな中国語系パロディ(?)が見つかりました。













更にこの話、一緒にいただいた情報によれば先日書籍化されたそうで。




ちょうどうまい具合に中国のソッチ系の掲示板でまた話題になっているのを見かけましたので、その辺のやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の歌ってスバラシイ。とても愛のある歌だよね!

なんかイロイロなバージョンがあるよね。
最初のはミクのやつでいいのかな?
個人的には「とある魔術の禁書目録」の美琴MADのがヒドくて好き。

私もコレ好き。癖になるわ。
初音ミクだけでなく色んなMADが出てるよね。変わったヤツだとakb48版とかもあったな。中国語版もで歌が作られて画像やら何やらが増えていったと思う。

愛のある妻だ……とてもナイスな夫婦だと思う。

独身の私が通りますよ。
こういう相手と結婚したいです、はい。

面白い!
でもウチではこんなことやったら怒られるなー

毎日古畑任三郎が活躍しなければならない状況になっているわけか。
面白い!

これは良い。心が暖かくなる動画だわ。

これって病気の妻が夫に「自分の死」を耐えられるようにするためにやっていることで、自分が死んでも夫が笑って過ごせるように、毎日違う方法で死んだふりをしているんじゃないの?そしてある日、夫が帰ると妻はベットの上で静かに寝ている。今度はどんな死んだふりかと思う夫、でも妻はもう目覚めない……という話じゃないの?
てか俺はそういう感動するストーリーがいいと思う。

そりゃ曲解しすぎだ。文学かぶれはこれだから……
普通にこのカワイイ夫婦の関係を楽しめよ。

コレ、確か一番最初のはYahoo!知恵袋の質問で、それが人気になってボカロでも作られるようになったって流れだったはず。
妻が最後に死んで終わるとかいうのはどっから来たんだ……

ああ面白い、面白いんだが……なぜか俺の心の中の「恋愛死ね死ね団」が涙を流している……!

最初は笑ったが、最後はなんか感動してしまった。
自分の結婚相手に不満があるわけじゃないけど、こういうネタをやってくれる所は無いからちょっとだけウラヤマシイ。

単身赴任中の俺はコレを見て家に帰りたくなってしょうがない……

いい話だし、いい歌だ。
でも一人身の自分にはちょっとキツイわ……

癒しを実感しております。

愛を感じるけど、うらやましさも感じてしまうね。
私はこういったことができる家庭を作れるのだろうか。

この奥さん、こういったやり方で愛を表現するのはスゴイわ。夫がこのやり方を理解してくれると信頼しているんだろうね。良い夫婦関係だ。

歌の方は最後の「ただいま」という言葉がとても良いね。「ただいま」は私の大好きな日本語の言葉の一つ。

とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間でもかなり知られているようですし、評判も非常に良いようです。

このネタが中国オタクの間で知られるきっかけになったのはやはりボーカロイドだったらしく、ボーカロイドファンを経由して中国の動画サイトなどで広まった模様です。

こういった経緯で流行ったことから、元ネタになっているYahoo知恵袋の質問について知らないのも結構いるようで、なかには伝言ゲーム的な理解をされちゃっているようなこともあるみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


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