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「軍人牧場」「軍人アメーバピグ」「布団たたみ」……人民解放軍開発の軍事ゲームが「未来」すぎる件―中国

2011年07月17日

先日、人民解放軍が開発した兵士訓練用ゲーム「光栄使命」が話題となった(参考記事:レコードチャイナ)。いわゆるFPSというタイプのゲームだが、ゲーム中に登場する敵が米軍をイメージしたものじゃないかと米メディアが批判するなど、海外メディアにも取り上げられた。

だが、「光栄使命」は人民解放軍ゲームシリーズの氷山の一角に過ぎなかったようだ。「軍人牧場ゲーム」から「軍人アバターゲーム」といった、「これは本当に訓練の役に立つのですか?」とツッコミたくなるゲームが次々とリリースされているという。2011年7月16日、新華網が伝えた。

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*画像は環球網の報道。


第二砲兵科(ミサイル部隊)科学研究開発部門が、地方のIT企業と共同で開発した軍事電子ゲームソフトが先日、完成した。人民解放軍内部のネットワークで開放されているが、多くのアクセスを集めている。

開発されたゲームは全部で10種類。トップページを開くと、基地の地図画像が表示される。宿舎や農場、講堂などの施設をクリックすると、対応したゲームが遊べるというもの。さまざまなゲームをクリアし、ポイントをためると階級が上がっていくという。

「軍事要請達標」というゲームは一種のバーチャルワールドを構築する世界。軍人の日常生活をゲーム世界で体験しながら知識を得たり、コミュニケーションを図ったり、紀律観念を養うことを目的としているという。アメーバピグのような、アバターを使ったコミュニケーションゲームのようだが、軍人のみなさんがバーチャルワールドでまで軍人ライフを送りたいのか、激しく気になるところ。

「布団たたみ」というゲームもあるという。説明はないが、「フルーツニンジャ」のような操作で、布団を片っ端からたたんでいくゲームではなかろうか、と。

「軍営農場」というゲームは、サンシャイン牧場のヒットで日本でもブレイクした「農場系」のゲーム。たんに野菜を育てるだけではない。収穫した作物を調理ゲームに利用することも可能だとか。この独創的なアイディアは一般の牧場ゲームに取り入れても通用しそうな気がするが、軍が開発する必要があったのか、やはり激しく疑問を感じるところだ。


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 コメント一覧 (2)

    • 1. マネ
    • 2011年07月17日 20:31
    • これは軍オタ育成か、ゲームオタ育成か、わからなくなった。。。
    • 2. Chinanews
    • 2011年07月18日 00:19
    • >マネさん
      辛い軍隊生活を送っている若人が、ゲームに楽しみを見出すならそれもありかなと思ったり。

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