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タイ初の女性首相誕生=インラック氏を首相に選出―タイ・ニュース

2011年08月06日

■タイ初の女性首相誕生=インラック氏を首相に選出

昨日8月5日に開かれた下院特別議会にて、タクシン派プゥア・タイ党のインラック氏が、第28代首相として、タイ国初めての女性首相に選出されました。数日の内にプミポン国王から正式に任命される事となります。

現在組閣人事についてプゥア・タイ党内では、揉めているとしきりに報道されていますが、これは毎度お馴染み。タイでは組閣人事(大臣ポスト)は総選挙勝利のご褒美として捉えられているので、利権争いに各派閥が必死です。

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*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


タイで一番利権を産むのは運輸省ポストですが、詳しい事はここでは長くなるので割愛させて頂きます。プゥア・タイ党に影響力のあるタクシン元首相は、早急にクリーンなイメージで組閣を実現したいと考えているそうで、利権を主張する派閥の長をどこまで押さえ込めるかが今後の見所ですね。


■スクムビット通りの物乞いを大量摘発=バンコク


報道によると8月3日深夜、外国人にも有名なスクムビット通りのナナ交差点及びアソーク交差点などで物乞いをしていたタイ人17人、カンボジア人46人が逮捕されました。このエリアのスクムビット通りを歩かれた事のある方ならご存知だと思いますが、逮捕されたのはほとんどが女性と子供。このセット(たまに犬つき)は、一番同情を誘う、物乞い組織が一押しレンタルしているセットだったり……。

もちろん貸し出される子供や犬は、物乞いをしている女性の実の子供ではありません。バンコクの一日あたりの法定最低賃金は215バーツ(約565円)ですが、物乞いの一日の売りあげは平均300~500バーツ(約789~1314円)。多い日には800~1000バーツ(約2103~2629円)の売上があった様です。

こういった物乞いは定期的に摘発されるのですが、結局地元警察と物乞いを取り仕切る組織が癒着しているので、また明日あたり、早ければ今日にも復活している事でしょう。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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