2011年8月4日、四川省成都市の青羊区教育局共産党委員会弁公室主任の趙子俊が解任されたと、ネット掲示板で暴露された。事実だとすれば、マイクロブログでの「失言」が解任にまで発展したことになる。斉魯網が伝えた。

官僚の解任という「戦果」をあげたのは、マイクロブログユーザー「EorF-这是个问题」（E？F？それが問題だ）さんの写真付きつぶやき。フォロワー数200人突破記念として下記の写真をアップした。



これに対して、趙主任は「白い、柔らかい、すべすべ。大好き」とエロ親父全開のコメントを寄せた。趙主任としてはいつもどおりのセクハラ発言だったのかもしれないが、発言はマイクロブログ上でのもの。「四川省成都市青羊区教育局共産党委員会弁公室主任」の認証アカウントだったこともあり、「官僚のセクハラ発言許さまじ」と炎上していた。

このやりとりがあったのは4月11日のこと。それから4カ月近くたった8月4日、ネット掲示板に「解任が決まった」との書き込みがあった。勤務時間中にセクハラ書き込みをしていたことが原因とのことだが、教育局の公式発表はない。斉魯網は電話取材を実施したが、「ネットのうわさには返答しない」とノーコメントだったという。