• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

【写真】働くみんなはどんなお昼ご飯を食べているの?中国版サラメシ―北京市

2011年08月11日

NHKの深夜番組に「サラメシ」という番組がありました。「サラリーマンの昼食(サラメシ)から、多彩な職業の人々の様々なランチまでつぶさにウォッチング」という内容で、以外にも(?)なかなかの出来でした。いろんな人間の顔が透けてみえる番組って好きなんですよね。

さて、この「サラメシ」をパクったわけではないんでしょうが、中国大手ポータルサイト・網易で、「CBD、ランチの悩み」という写真特集を組んでいます。CBDとは北京市朝陽区のビジネスセンターのこと。リッチな人ばかりが集まっているようなイメージがありましたが、特集を見ると、実際にはいろんな人が働いているのね、とプチ驚きがあります。


20110811_lunch1
韓瑩さん(26歳)。建築家。月給は7000元(約8万4000円)。昼飯は10元(約120円)のお弁当。肉料理1品、野菜料理2品のおかずが入っている。質素に見えるお昼ご飯だが、「若者は理想を実現するために北京にやってくる。昼飯を食うためではない」とのこと。ただ、「北京の家賃については言いたいことがあるね」とのこと。



20110811_lunch2

楊光明さん(31歳)。駐車場の料金徴収係。妻と合わせた世帯収入は月3000元(約3万6000円)だ。お昼ごはんはマントウ(中華蒸しパン)とお弁当で、8元(約100円)。外での仕事だけに、雨や風、黄砂といった天気だとご飯を食べるのが大変だとか。最近の高温も悩みのタネ。中国一トウガラシを食べる湖南省出身者だけあって、「北京の料理にはトウガラシが入っていないんだよ」とこぼしていた。


20110811_lunch3
Nateさん(23歳)。米サンフランシスコ市北京駐在事務所の職員だ。昼飯時になると、友人と一緒に街のレストランに繰り出す。この日は料理2品とビールで44元(約528円)。屋台が大好きだというNateさんだが、北京の空気だけは勘弁。「空気がいい日じゃないと、屋外ではご飯を食べないよ」と話している。


20110811_lunch4
小辛さん(28歳)。骨董品などコレクター向け企業の従業員だ。抱えている食べ物はほとんど同僚のもの。彼女の分はカットフルーツだけだ。価格は5元(約60円)。果物しか食べないのはプロポーションを維持するため。それになにより「お昼代が高すぎるから」だそうだ。


とまあ、特集はこんな感じで続きます。全部で15人が紹介されているのですが、中国語がわからなくても眺めるだけでちょっと面白いかも知れません。

CBD、ランチの悩み

*写真は網易の報道。他写真多数。


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ