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腾讯微博は、著名ユーザーが多く、フォローワー数ランキングでも常に上位を独占していますが、草の根ユーザーの取り込みに弱いと以前にも指摘しましたが、最近は細かな機能追加をちょくちょく行っており、微群(コミュニティ)を準備したことが最たる例かと思います……。
こちらは新浪微博でも既に活発に行われており、1歩も2歩も先を行っていますが、まずは草の根ユーザー同志が知り合える場を提供し始めたことに価値があると思います。
また、ツイート時にも工夫は施され、例えば多くの微博は1ツイートに付き1画像しかアップできないのが通常ですが「多图」を選択すれば最大8枚の画像を1ツイート内に付けられるようになったのと、以前紹介した『長微博』のように140文字を超える長文テキストを画像ファイルに変換してツイートしてくれる「文图」なども用意されました。
また、今回の業績発表でその他腾讯が展開しているソーシャルネットワーク系のサービスで数値も公開されていたものを簡単に紹介しておきます。
リアルタイム通信サービスアクティブユーザー数 7.019億人(前期比4.1%増)*業績発表の全文はこちらで確認できます(注:PDF直リンク)。
リアルタイム通信同時オンラインユーザー数 1.367億人(ピーク時の数値、前期比0.4%減)
QQ空間アクティブユーザー数 5.307億人(前期比5.1%増)
朋友网アクティブユーザー数 1.293億人(前期比27.5%増)