■橋の真ん中で故障!■
昨日暑かった!+32℃ぐらいだったらしいんですけど、事務所はエアコンがないので、パソコンに向かうのがつらかった。
仕事の後やっと帰れてシャワーを浴びれる!!!と思っていたら、なんと、私たちの車はオカ川の橋のど真ん中に故障し止まってしまいました。路面電車が通るレールのすぐそばだったので、ミラーを折りたたまないと電車が通れなかったぐらいぎりぎりの場所でした。
Москвич АЗЛК 2140 / dmytrok*imageロシアは道路の真ん中で車がエンストなどで止まってしまうことは珍しくはないです。家から会社まで30分の距離ですけど、行きも帰りも必ず毎日故障車を見かけます。昨日もちょうど帰宅ラッシュだったんですけど、みなさんこのような光景にすっかり慣れているみたいで、普通に私たちを避けながら走っていました。
*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。
私たちの運転手は色々試してみたけれども、ダメだったので急遽タクシーを呼ぶことになりました。会社や家の住所ではなく、「~橋の真ん中」にタクシーを呼ぶのは初めてで、なぜかおかしかったです。
■乗りながら張り紙で「売ります」
ちなみに、ロシアでは自分の車を売りたい人で「Продаю 8-9XX-XXX-XXXX(売ります。携帯番号)」という貼り紙を車のバックガラスに貼り付け、そのまま車に乗り続ける人が多いです。私たちの運転手も最近車の買い替えを考えて、この貼り紙をつけています。
「売ります」の貼り紙の車が橋の真ん中でボンネットを開けたまま止まっている。その横でタバコを吸いながら上司が言った一言。
「こりゃ売れんな」
■ロシア製中古車の思い出聞いて15年ぐらい前のことを思い出しました。私の父親は4年落ちのロシア製中古車を買って、修理に修理を重ねて10年乗りました。そして部品代が高くつきすぎると気づいてやっと車を手放す決意をしました。車は無事に(?)売れました。「部品のために買ってるのかと思ってたらまだ乗るんだって」と父親がうれしそうに語っていたのを今でもよく覚えています。
ま、でも、私たちの運転手の車は日本車だから、値段にもよるのですが、ロシアではまだ十分売れると思います。でも、とりあえず修理をしないと話になりませんので、今日、朝から運転手さんは車を修理屋のところに持って行っています。運転手さんの大事な商売道具だから、無事に治ることを祈っています。
*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。