中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。

2011年08月21日

■ビンボーな地域ほどエラい人が多い
貧困県ほどエラい人がたくさんいるのは、なにも赫章県だけの問題ではない。今年4月には湖南省常徳市石門県で県長、副県長あわせて12人という例があったほか、5月には四川省巴中市の4県であわせて44人の県長、副県長がいた例も確認されているという。
とはいえ、1県で13人の県長、副県長が見つかったのは初めて。赫章県が「エラい人が多すぎる県」ランキングのタイトルをゲットした。
県幹部の地位ぐらいしか売り物がないのです、ということかもしれないが、買う側にとってはなんらかのメリットがあるということ。出世コースに乗るための箔付けなのか、副県長という肩書きを使ってお金を得る手段があるのか、ともかくなんらかのリターンを期待しているがゆえに、あちらこちらで「副県長すずなり状態」が発生するわけだが、その根底の闇についてはいまだ明らかとなっていない。