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「ONE PIECEの麦わら海賊団に入りたい」中国人オタクが行きたい2次元世界―中国オタ事情

2011年08月22日

■中国オタク的「行ってみたい二次元世界」■

いよいよ今年もコミケ開催となりましたが、私はもう体力が続かないのでゆっくりと行くことにしました。日本に遠征中の中国オタクは初日から始発に乗って突撃したりしているようですが……。コミケの前日の昨日も準備運動とばかりにとらのあなに行って特典付きの「中国嫁日記 」などを中心にイロイロとアイテムをゲットしていたとかなんとか。あのパワーは正直ウラヤマシイですね。

さて、それはともかく今回のネタを。作品の世界に入ってみたい、作品の中に入って登場人物と一緒に活躍したい、といった妄想をしたことがある方は少なくないと思いますが、その辺は中国オタクも一緒のようです。


Cosplay - AWA14 - Monkey D. Luffy / mikemol

*image


先日、中国のソッチ系の掲示板を巡回していた所「どんな作品の二次元世界に行ってみたいか?」といったことに関してのやり取りを見かけました。そんな訳で、今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

*当記事は8月12日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


みんなは行ってみたい二次元世界ってないかい?どんな作品でもいいし、もちろん主人公補正とか妄想にありがちな自分が大活躍できるという設定でもOKだ!俺はとりあえず一番行きたい世界は「けいおん!」の世界だ!


こういうのってみんなやっぱり考えるよな。とりあえず俺は「銀魂」の万事屋で楽しい日々を送るというのを何度も想像したことがある。


俺も「ONE PIECE」の麦わら海賊団の仲間入りとか考えるなぁ。自分が悪魔の実の能力者になるか、それ以外の達人になるかとかで悩んでしまうぜ。


私が子供の頃憧れていたのはポケモンの世界だね。大人になってからはポケモンを扱うのがうまければ尊敬されるであろうという不純な動機も混じって、更に憧れるように……。


俺も「けいおん!」の世界には行ってみたいな。性転換して彼女たちとバンドを……とか妄想してしまう。心配なのは自分は全く楽器ができないということか。


私が昔強烈に行ってみたいと思っていたのは「学園アリス」。


推理モノの作品に行くのは怖いな。毎週ほぼ必ず死人が出る世界だし。あとロボットモノの作品も主人公でない限り簡単に死にそうだ。


あまり同意してくれる人はいないかもしれないが、私は「ひぐらしのなく頃に」の世界にずっと憧れている。


自分が活躍できるなら「NARUTO」だね。もう何年も妄想してるぜ!


昔私も私の周囲も「遊戯王」にハマっていたときは、みんな自分のカードデッキを持って遊戯王のアニメに入り、バトルをやってみたいと思っていたよ。


どういった立ち位置になるか次第だが私は「バカとテストと召喚獣」か「ハヤテのごとく!」かな。登場キャラとのやり取りをイロイロ妄想してしまうわ。


疲れてるときとかいっそ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」みたいなことにならないかとか思ってしまう。もちろん武器とカワイイ女の子は標準装備な!


「FAIRY TAIL」で魔導士になってみたいです。


「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」の世界とか結構楽しそうだ。ギャグマンガ補正もらえるなら行ってみたい。


幻想郷でハーレム生活を……。


私も昔は東方シリーズの幻想郷に行きたいと思っていたけど、設定を知ると結構危ない世界らしいというのが見えてきた。だから現在は自分が操れる程度の能力についても一緒に妄想するようにしております。


「攻殻機動隊」かな。電脳世界で活躍しなくてもいいからダラダラと過ごしてみたい。


「ガンダム」の宇宙世紀。NTにはなりたいと思わないが、熟練のMSパイロットにはなってみたい。ただあの世界だと腕が良くても危険なイベントに巻き込まれたらわりとあっさり死にそうなのが悩みどころだ。


私が行きたいのは「らき☆すた」だね。私は結構ディープなオタクだし、わりと楽しくあの世界で暮らせそうな気がしてしょうがない。あと妄想する時はかがみやつかさとのラブラブな話を妄想することが多い。


ハーレム系の作品で俺が一番行ってみたいと思ったのは「ながされて藍蘭島」の世界だ……。


もし主人公になれるならどの作品でもいい!


今だから言えるが、私は昔「School Days」の世界で誠のようなことをやらかしてみたいと思ってしまったことがある。


ここしばらくで妄想することが多いのは「とある魔術の禁書目録」かな。自分の能力を考えたり、更にその能力を作中でどうやって活用するかとか考えるのが楽しい。


最近の作品なら「ロウきゅーぶ!」に決まっている!理由は言わなくても分かるだろう?


私はやっぱ「バカとテストと召喚獣」の世界に行ってみたい。あの作品って自分の学力なら特別な設定無くても活躍できるんじゃないかと思えてしまう所が良いよ。理系や英語は自信あるし、歴史や地理といった科目も暗記だろうから問題無い。しかし日本語があまり分からなくて国語で自爆、しかし古文というか漢詩は大活躍できるという妄想をしてしまう……。


どこの世界に行くとかじゃなくて、ドラえもんに私の所へ来てもらいたい。

とまぁ、こんな感じで。イロイロな方向でイロイロな作品の名前が挙がっていました。やはり好きな作品のなかに自分も加えて……ということは、中国オタクにとってもイロイロと想像のタネの尽きない話のようですね。

また、今回見かけた意見で個人的にちょっと面白かったのは「バカとテストと召喚獣」についての反応でしょうか。
「バカとテストと召喚獣」は最近の作品の中では、大ヒットとまではいきませんが中国オタク内で堅実な人気を獲得しているそうです。(バカとテストと召喚獣:wiki

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中国オタクの多くは中国の激烈な受験戦争を潜り抜けた大学生ですし、テストの点数がそのまま戦闘力となる「試験召喚戦争」という設定があるストーリーを見ていると「自分がもしそこにいたら……」といったことを考えてしまうのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

*当記事は8月12日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


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