中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
■中国中央テレビが反韓流デモについて報道
そしてついに、反韓流デモについてほとんど報じていなかった中国中央テレビが24日夜、国際討論番組「環球視線」でこのデモについて取り上げたのです。番組では、水均益キャスターは「21日に4000人規模の反韓流デモがあった」と説明。参加者以外に「デモを見物しようとする野次馬が約4万人集まった」と、ほぼ日本での報道通りの事実を伝えました。
■「経済低迷が招いた排他的な考え」
このようなデモについて宋暁軍特約評論員は「日本の長期にわたる経済低迷に原因がある」と解説。「経済的に落ち込めば、文化的にも排外意識を持つのは必然だ」と論じました。
また、「韓国ドラマには暖かい家族の要素があるが、日本のドラマは残酷なものが多い。だから韓国のドラマに打ち勝つことができない」との不思議な持論を展開しています。まるで、「経済的に低迷している社会状況に置かれた日本人は暖かい家族像が描かれた韓国のドラマにあこがれている。そのような状況に一部の日本人が嫌悪感を抱いている」とでも言いたげな印象です。
■「右翼の大衆団結のための旗印」
一方、もう1人の評論員である尹卓氏は領土紛争と反韓流はつながっているとの主張を展開しました。「極右勢力や右翼は大衆を団結させるために、旗印を探している」というのが尹氏の論理。菅首相の辞任が決定的となった今、政権交代をうかがう「右翼」自民党が、ムード作りに反韓流デモを利用しようとしているのではと指摘しているわけです。
■やる気の感じられないおざなりな報道
評論員2人の解説はどちらも的外れなところが多いのは否めません。それもそのはず、宋暁軍、尹卓の両氏の専門は軍事であり、日本問題ではありません。清華大学日本研究所の劉永江副所長や例の加藤嘉一氏が論じたならば、日本人にとって有利な論評をしてくれたかどうかはともかくとして、もうちょっとましなことを話してくれたに違いありません。
実はこの日の環球視線のメインは反韓流デモの話題ではなく、リビア情勢でした。30分ある番組枠のうち、実に25分ぐらいはリビア情勢に関する解説・論評で、反韓流デモの話題は後半のわずか5分だけ。この時間杯分からも中央テレビの「興味のなさ」がうかがえます。
■国内での反韓世論の暴走を警戒?
では日本における「反韓流ブーム」に中国はまったく興味がないのでしょうか。少なくとも中国国内でも韓流に対する反感は高まっていますし、一般市民の間にも韓国に対する鬱憤がたまっているのは事実でしょう。
そう考えると、反韓流デモの扱いが少ないのは、「韓国や韓流に対する批判的世論を盛り上げたくない」というの中国当局の意志が働いているのではないでしょうか。24日の環球視線でも報じられたのは日本側の動きだけ。反韓流の動きに反発する韓国世論など韓国側の動きはまったく伝えられませんでした。
反韓流デモ問題一つ取り上げてみても、中国にとって、韓国は日本同様、中国国民感情に配慮しなければならない「やっかいな国」だということがわかります。この状況はしばらく変わることはないでしょう。日本と韓国、この2つの(中国にとって)「やっかいな国」は、政府の頭を悩ませる存在であり続けそうです。
*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。
韓国は100年で4回も破綻
1910年 日韓併合 (実態破綻で国家インフラの切売りと1800万円の国外債務で日本が買い戻しと弁済)
1965年 日韓基本条約 (朝鮮動乱後で経済破綻状態で困窮し日本が8億$支援した)
1998年 第一回IMF (経済破綻状態でIMF日米で計5兆円以上支援)
2008年 第二回IMF 予定 (目下回避に全力投入 ちなみにIMF支援却下の可能性も)
これ見たら分かると思うけど基本的に国家運営は無理みたい。日本はこの他にも多大な資金援助と技術支援をしてる 。米国も小国の国家予算で資金援助してるし・・・・・ これまで韓国は日本から借りた金をほとんど返したことがないのだ。また援助して貰った事も忘れる。韓国人の生物学的特性?バカなのか分からないが、忘れるので感謝しない。
あなた?正気あるか?あはぁ?