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「高速道路上に23遺体がばらまかれる」「インラック首相、野党質疑を無視し退場」―タイ・ニュース

2011年08月26日

■インラック首相、野党の質疑を無視し退場■

8月26日のニュースは、昨日25日のインラック首相、施政方針演説後に議場を退場し、質疑に応じなかったというニュースから。まずは順調な滑り出しとなったインラック政権ですが、インラック内閣の施政方針演説に、最大野党民主党から非難が相次いでいます。

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コムチャルックの報道。

非難の内容は、当たり障りの無い施政方針で公約を守っていない、というものですが、施政方針演説で南部問題解決や相続税・固定資産税の導入を掲げておきながら、その何一つも成し遂げられなかった民主党に言われても……とも思います。

しかし施政方針演説が終わるや否やインラック首相は議場を後にし、野党の質疑応答には副首相であるチャルーム氏が受け答えしたというのがいただけません。これではインラック首相は「傀儡政権のお飾り」と揶揄されても仕方ないですね。おそらく施政方針演説後の質疑に応じなかった首相と言うのも初めてではないでしょうか。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


■タクシン元首相、被災地を訪れる■

おまけ画像として東日本大震災被災地域を視察する、現在日本滞在中のタクシン元首相の映像を。日本ではかなり扱いが小さい様ですが、タクシン氏、一体何を日本でやろうとしているのでしょうか。

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カオソッドの報道。


■高速道路上に23遺体がばらまかれる=無縁仏を積んだバンが自損事故■

そしてもう一つのニュースは、ちょっとミステリーな嘘の様な本当の話。報道によると25日昼頃、工業団地に向かう日本人も多く利用するチャチュンサオ県バンパコン群の高速同路上で無縁仏を満載したバンが自損事故を起こし、その衝撃で御遺体を高速同路上にばらまくという事故が発生しました。

バンから落下した御遺体は23体。どの御遺体も無縁仏で、チョンブリ県内にある墓地へ移送する途中だったそうですが、後続を走っていた車はさぞやびっくりしたでしょうね。何ともタイならではの事故でした。

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カオソッドの報道。


*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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