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【写真】養殖魚の大量死……水質汚染が原因か?大魚を手に涙する養殖業者―山東省

2011年08月26日

2011年8月22日、山東省臨沂市郯城県大旺村で養殖魚が大量死する事件が起きた。死んだ魚は計75トンに達するという。26日、中国水産養殖網が伝えた。

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*画像は鳳凰網の報道。

養殖されていたのはハクレン。9カ月もかけて大きく成長した、出荷直前の魚が死んでしまったと養殖業者の趙さんは肩を落とした。魚はわずか1~2時間の間にばたばたと死んでいったという。斉魯晩報には「魚は汚染で死んだのでは」との趙さんの見解が掲載されている。汚染で死ぬ時は水面をばたばたと飛び回るというが、今回、まさにその状況で、しかも水の色が変わるなど明らかな異常が確認されたという。ただし、現地環境保護局は水質に異常はなかったとコメントしている。


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*画像は鳳凰網の報道。


■四川省でも養殖魚の大量死

中国網によると、四川省眉山市でも養殖魚が大量死する事件があった。死んだ魚は計20トンにも達するという。

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*画像は中国網の報道。

調査の結果、大量死は腐皮病という感染症が原因だと判明した。抗菌剤の薬浴など病気予防の知識が足りなかったとして、現地政府は養殖知識普及に努めるとの声明を発表した。

なお、中国で魚大量死のニュースがあると、「付近の住民が総出で死んだ魚をすくいあげ、おいしくいただきました」でしめられるのがパターンだったが、今回の2つのニュースではそうした話が伝えられていない。


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