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【女子サッカー】なでしこジャパン、初戦は快勝=アウェー中国で嫌がらせラッシュに遭遇?!

2011年09月02日

2012年9月1日、女子サッカー・ロンドン五輪アジア最終予選が開幕した。なでしこジャパンは初戦、3対0とタイに快勝した。

初日の結果は、

日本対タイ 3-0
中国対韓国 0-0
北朝鮮対オーストラリア 1-0

控え選手中心で臨んだ日本(FIFA女子ランキング世界4位、アジア1位) は格下・タイ(世界28位、アジア6位)相手に前半無得点と苦戦するが、最終的には3-0の快勝。また、ドイツW杯のドーピング問題で主力5選手が出場停止の北朝鮮代表(世界 12位、アジア3位)が強豪オーストラリア(世界9位、アジア2位)を破り、その実力をアピールした。


今日を“なでしこ記念日”としよう。なでしこジャパン、米を下し初優勝 PK戦を3-1で制し初優勝を飾った。 - 2011/07/18 / amadeusrecord

*7月のW杯優勝時の写真。

ホームの中国(世界15位、アジア4位)は韓国(世界16位、アジア5位)との対戦。五輪出場にはランキング的には格下の韓国、タイに着実に勝利することが必要だっただけに厳しい結果となった。李霄鵬・中国代表監督は「引き分けはラッキーな結果だった」とコメント、チームのパフォーマンスが低調だったことを認めた。


■全試合アウェーのなでしこジャパン

初戦を無事勝利したなでしこジャパン。しかし、楽観はできない。最終予選出場6チームのうち、ドイツW杯出場国は日本、オーストラリア、北朝鮮の3チーム。最低でもうち1チームは涙を飲むことになる。

また中国でのセントラル方式ということで、全試合アウェーの環境というのも厳しいところ。ネタ作りもあってか、こじつけ気味のものもあるが、日本語メディアが積極的に(?)配信している。

非公開なのにセットプレー丸見え…笑うしかない佐々木監督
Sponichi Annex、2011年9月1日
31日、試合会場の山東スポーツセンターで公式練習を行ったが、中国サッカー協会からスパイクの使用禁止を命じられ、周囲から丸見えのサブグラウンドでの練習を余儀なくされた。

なでしこに中国の策略!?スパイク禁止に丸見え練習…五輪最終予選
スポーツ報知、2011年9月1日
何とか交渉の末、ボールの使用は許可されたが、芝生保護の理由からスパイクを履くことは許されなかった。会場で約1時間の非公開練習を予定していたチーム は、ランニングシューズを履いて15分間だけピッチでボールの弾み方をチェックした後、急きょサブグラウンドに場所を移動し、スパイクを履いて非公開で戦 術を確認した。

なでしこに嫌がらせ…前日練習スパイク禁止令
デイリースポーツonline、2011年9月1日
それだけではなかった。日本と別会場で、最も遅い時間に練習を行った中国代表だけは、試合会場で、しっかりとスパイクを着用して練習していた。他国に対して露骨な嫌がらせをしかけてきた形だ。

なでしこ叩きに血眼の中国メディア―アジア予選大丈夫か!
J-CAST、2011年8月30日
「格好つけすぎ」「日本女子サッカーチームは自信過剰。いっさいの取材を受けないうえ、撮影すら拒否。その対応は無礼だ!」というのである。
 
なでしこサイドは選手への影響を考えて取材制限をしているのだが、それを中国メディアは「規制が厳しすぎる。世界チャンピオンになったからでしょうね」という。

あれ?なでしこ練習はゴルフ練習場 - サッカー日本代表ニュース
nikkansports.com、2011年8月30日
29日の会場はゴルフ練習場と兼用。しかも、ピッチ上にはゴルフボールが落ちているなど度重なる災難に見舞われた。発見した佐々木監督はボールをつかみ、雨宿りしている選手たちに向かって投げ、「ファ~!!」。重苦しい雰囲気が一瞬だけなごんだ。

<女子サッカー>中国の空気もなでしこの「敵」に=五輪最終予選ついに開幕―中国紙
レコードチャイナ、2011年9月1日
ある選手は「もやのようなものがかかっていて、遠くの方は見えない。ホテルでも窓を開ける気にはならない」と大気汚染の激しさを嘆いた。

なでしこジャパン、中国側のコメを断り、空輸のコメで予選突破へ
サーチナ、2011年8月31日
なでしこがワールドカップを制してからというもの、女子サッカーには平均1000万円を超える報奨金だけでなく、ブランド米も「軍糧」として支給された。政府からチームに支給された200キログラムのうち、50kgはメンバーの試食用、150キログラムは済南市での試合用だという。

記事は、「そのため、なでしこは中国側が用意したコメを断り、滞在中のホテルでも支給されたブランド米と栄養士の指示に従ったメニューを食べている。このほか、有名な神戸牛と佐々木則夫監督の故郷の名産品である特上牛肉も差し入れられている」と紹介した。


■大会概要
最終予選出場チームはオーストラリア、中国、北朝鮮、日本、韓国、タイの6チーム。山東省済南市に全チームが集まり、9月1日から11日までの11日間に総当たり戦を行うセントラル方式が採用されている。上位2チームがロンドン五輪出場権を獲得する。


■参照リンク
順位表、対戦日程表、大会概要(スポーツナビ)
女子代表ランキング(FIFA公式サイト)


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