中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年09月03日
私は嫦娥です。今日、下界に下りて参りました。
一緒に月に行ってくれる、ウサギ年生まれのレンタル彼氏を急募しております。
ともに中秋節を過ごしましょう。
嫦娥は月に住む伝説の仙女。レンタル彼氏(レンタル彼女)とはここ数年、ちょくちょく見かけるネタで、「彼氏ができたと親にウソついたら、連れてこいと言われた。給料払うから彼氏の振りをして」というもの。祝日前にもなると、ネット掲示板には「レンタル彼氏急募」のスレが林立する。ただ、ネタが大半なのではないだろうか。
さて、というわけで地下鉄に出現した嫦娥さんはレンタル彼氏募集のパフォーマンスだったというオチ。面白半分のパフォーマンスだろと思ったところ、彼女が語る動機が重すぎる。曰く、「数年つきあっていた彼氏がいたけど、一緒に貯めたお金20万元(約240万円)を持って逃げた。私のおなかには彼の赤ちゃんがいるのに……。親に彼を紹介するといったので、レンタル彼氏が必要なんです」、と。
この話が本当ならコスプレするまえに警察に行ったほうがいいように思うのだが……。
■参照リンク
猫撲論壇(写真多数)
深セン地下鉄の世界の窓駅に出現。