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2011年09月06日
6月度と比較すると、QQ空間が12.60%から10%を割り込む9.98%に下降しているのと、その分という訳でもないのでしょうが、腾讯微博が4.91%から7.54%まで伸び、共有率(分享百分比)という観点では、新浪微博を含め3強体制の状態になりました。
”共有率という観点では”と断ったのは、その右隣にある回点百分比、つまり情報発信したものへの転送、コメントなど反応、という指数ではQQ空間が37.93%、新浪微博が24.39%なのに対し、腾讯微博は7.14%と4位、5位グループと似たような数値になっているためです。
また、図の一番右は先月からのランク変動を表しており、上昇しているのは5サービスありますが、中でも7月末時点のユーザー数が5,766万人と伝えられた网易微博、ECサイト最大手の淘宝が提供している実名制SNSの淘江湖、RSS配信サービスの鲜果の3サービスが共有数で40%近い増長を見せたそうです。
ソーシャルメディア全体での情報共有数は7月比で20%近く伸びているそうで、ますますその傾向は続いていきそうですが、ユーザー数で計測するだけでなく、こういったデータからも今後、微博やSNS,その他の中国ソーシャル系の趨勢や構図なども垣間見れそうです。
情報元 :JiaThis
*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。