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デルと百度が提携=独自モバイルOS「Baidu Yi」搭載のタブレットPC、スマートフォンを製造へ―中国

2011年09月06日

米DELLが中国検索サイト最大手・百度との提携を発表した。百度の提供するモバイルOS「Baidu Yi」を搭載したスマートフォン及びタブレットPCを製造する予定だ。11月にも最初のモデルが発売される可能性があると中国メディアは報じている。

「Baidu Yi」は2日、百度のワールドカンファレンスで正式発表されたAndroidベースのモバイルOS。すでに公式サイトがオープンしているが、軽快な検索体験、180GBのクラウド領域、豊富な百度アプリ、中国に適応したローカライズ機能の4点を売りとしている。

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*「Baidu Yi」公式サイト。


今、中国ではAndroidベースの自社OSが花盛り。アリババ、テンセント、レノボなどが参入するなか、百度は海外端末メーカーとの提携で一歩リードした感がある。2日のワールドカンファレンスではデル以外にサムスン、HTC、ノキア、ソニーエリクソンなどの企業も参加。「Baidu Yi」陣営の豪華な顔揃えをアピールした。

ブルームバーグやロイターなど国際メディアも大きく取り上げているが、中国大手IT企業と世界的IT機器メーカーのタッグは注目を集めそうだ。

米デル、中国の百度公司とタブレットPCなどの開発で提携へ(ロイター)デルのスポークスマンは「われわれは百度公司と提携しており、われわれのタブレット製品にはStreak5がある。提携はこの分野になる」と述べ、両社は携帯端末の分野でも協力していくと付け加えた。

米デル、中国の百度と提携へ-新プラットホームのスマートフォンで (Bloomberg.co.jp)
デルの中国在勤の広報担当テレサ・シェン氏は6日の電子メールで、先週発表された携帯電話用プラットホーム「Baidu Yi」を利用すると説明した。



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