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【続報】中国企業がカダフィに兵器売却=米国連大使が追い打ち発言

2011年09月08日

2011年9月7日、米国のライス国連大使は、中国軍需企業によるリビア・カダフィ政権への武器売却について、中国政府が明確に説明することを望むと発言した。7日、BBC中国語サイトが伝えた。

先日、カナダ紙グローブ・アンド・メールはリビアで発見した極秘メモによって、中国軍需企業がカダフィ政権側に武器売却を提案していたと報じた。今年2月26日に成立した国連安保理決議1970ではカダフィ政権への武器供与を禁じている。なお同決議には中国も賛成票を投じている。
(関連記事:中国がリビア内戦でありえないぐらい失敗している件=カナダ紙のスクープと中国の弁明


LIBYA/ / شبكة برق | B.R.Q



中国外交部は6日、接触を認めつつも、「中国政府は接触について知らなかった」「実際には売却されていない」と弁明しているが、アルジェリアなど第三国を通じて武器は実際に輸出された疑惑も浮上。反カダフィ政権のリビア国民評議会は、「中国製兵器が使用されていた」と非難している。

ライス大使の発言は、「報道官コメントでなあなあにするんじゃなくてちゃんと調査して説明しろよ」と促すもの。中国側が応じる公算は大きくないように思うが、リビア問題で失態続きの中国に追い打ちをかける発言となった。


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 コメント一覧 (2)

    • 1. アレックス
    • 2011年09月09日 00:57
    • 中国がライス国連大使に責め立てられちゃってますけど、そのライス国連大使のスクラップまで作るほどご執心だったカダフィ大佐が、あまりのうらやましさに出てくるんじゃないかとバカなこと思って本当に申し訳ありません(笑)。
    • 2. Chinanews
    • 2011年09月10日 10:16
    • >アレックスさん
      以前、カダフィの愛人兼ガードマンとかいう肩書きの女性がニュースになっていましたが、ライス国連大使と全然違う容姿だったような……。カダフィ大佐は守備範囲が広い?!

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