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チベット人2人に懲役3年の判決=僧侶焼身自殺後の抗議デモ参加者―チベットNOW

2011年09月11日

■2人のチベット人に政治犯として懲役刑■

今日9月7日、亡命側に伝えられた、政治犯として懲役刑を言い渡されたチベット人2人のケースを以下報告する。

7日付けTCHRDリリース、その他によれば、今年7月10日にカンゼで仲間2人と平和的抗議デモを行った。サンペル・ドゥンドゥップ(23)にカンゼの裁判所は8月20日頃、3年の懲役刑を言い渡した。彼は現在四川省ロエンの刑務所に収監されているという。
(過去記事:「ルンタ:カンゼで3人の若者が抗議デモ」チベットNOWルンタ、2011年8月4日)

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*サンペル・ドゥンドゥップ。写真はTibet Netより。

3人の若者はチラシを配りながら「チベットに自由を!ダライ・ラマ法王に長寿を!ダライ・ラマ法王と全てのチベット人が早く再会できますように!」等のスローガンを叫んだ。そぐに駆けつけた警官たちに取り囲まれ、激しい暴行を受け拘束された。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


他の2人ロブサン・プンツォ(17)とロブサン・ルンドゥップはその日の内に解放されたが、サンペルはデモの首謀者としてそのまま拘束され、その後3年の刑を受けた。

7日付けTibet Net、その他によれば、ンガバで今年3月16日、僧プンツォが焼身自殺した後に起こった大規模な市民デモに参加したとして、3月20日に拘束されていたペンジョル(38)に、3年の刑が言い渡されたということが最近判明した。彼は今、西宁のメンヤン刑務所に収監されている。
(関連記事:「抗議の焼身自殺をそそのかした?キルティ僧院僧侶3人を当局が殺人罪で起訴―チベットNOW」KINBRICKS NOW、2011年8月27日)

その他、多くのキルティ僧院僧侶等が3月16日以降拘束され、現在も行方不明のままであるという。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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