• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

「私たちは9・11の悲痛な記憶から学ばねばならない」米同時テロ10周年、法王が寄せた言葉―チベットNOW

2011年09月12日

■9・11 平和共存を切望とダライ・ラマ法王■

10日付けワシントン・ポストにダライ・ラマ法王の声明が掲載された(他の有名人声明あり)。以下、訳文。

20110912_tibet
*ダライ・ラマ法王inメキシコ。写真dalailama.comより。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

今日、2001年9月11日のニューヨークとワシントンへのテロアタック10周年にあたり、失われた全ての罪なき命を思い出し、今も続く悲劇的なあの日の衝撃について熟考しよう。9・11は、私たち人間の知性と強力な技術が憎しみに支配された時、如何に自らを破壊する恐怖となり得るかを思い出させる。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


私たちは9・11の悲痛な記憶から学ばねばならない。そして、憎しみの感情に身を任せるならば、如何なる破壊的結果が引き起こされるかをより明らかに認識せねばならない。この悲劇は私の信念である、世界の人々と宗教間に平和共存と相互理解の精神を促進すべきことが緊急の重要課題だ、という思いを特に強固なものにさせた。故に、全ての宗教がより思いやりのある、平和な世界を築くことに貢献することを確かなものにするために、私たちはあらゆる努力をなすべきなのだ。

ダライ・ラマ
2011年9月9日

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ