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「僧侶が電気泥棒に発砲」「最低賃金引き上げ政策、早くも頓挫か」―タイ・ニュース

2011年09月13日

■最低賃金引き上げ政策、早くも頓挫か

9月13日のニュースはまず、大方の予想通り、前回総選挙時のプゥア・タイ党の目玉公約であり、インラック政権が強力に推進しようとしている、一日あたりの最低賃金300バーツ(約769円)政策が頓挫しそうであるというニュースから。これまで多方面から非難の的になっている最低賃金を300バーツに引き上げる政策。大卒の最低賃金を15000B(約38500 円)/月に引き上げる政策と併せて、閣僚からも断念の声があがりつつあります。

先日チャールーム副首相が、政策が実行されても、企業に強制はできないと発言したのを皮切りに、今月10日にはキティラット商業相が、「公約実現を目指したいが、企業全てに強制はできない」と発言。現在の所、来年1月からの実施が見込まれていますが、これを見越して既にインフレが加速しつつあり、企業活動にもかなりの影響が見込まれます。

20110913_bangkok1
タイポストの報道。


*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


数人の労働者を抱えている家庭は所得の上昇が物価上昇の影響を和らげるかもしれませんが、一人の労働で生活を支えている様な世帯は、目も当てられない状況になるかもしれませんね。写真はASEAN諸外国歴訪を開始したインラック首相。


■僧侶が電気泥棒に発砲

もう一つのニュースは、タイ北部ピサヌローク県の寺院で、この寺の僧侶(73)が男性(60)に向けて発砲。男性が重傷を負ったニュース。この僧侶は警察の調べに対して、近くに住むこの男性が、お寺からこの男性宅へ勝手に電線を引こうとしていたのを咎めたところ、口論になり発砲したと供述。


handgun / robertnelson

*image

勝手に電線を引こうとしていたこの男性にも驚きですが、僧侶が銃を所持していた事、そして簡単に発砲したことに驚きですね。確か僧侶には携帯許可が出ない筈ですが、一体どこで銃を手に入れたのでしょうか。


■洪水による地盤沈下でアパート倒壊、4人死亡=タイ中部サラブリ県

下記写真は、タイ中部サラブリ県で、洪水が原因とみられる地盤軟化により倒壊した3階建てアパート。住人4名が死亡しました。タイでは水害の被害が深刻化しています。

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サイアムラットの報道。


*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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