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「厳しい宗教弾圧により自殺する僧侶も」米政府国際報告書―チベットNOW

2011年09月17日

■「厳しい宗教弾圧により自殺する僧侶も」とアメリカ政府報告書■

アメリカ政府は9月13日付けで「2010年7~12月宗教の自由国際報告書」(U.S. DEPARTMENT OF STATE)を発表した。各国の状況が詳しく報告されているがその中の中国編は特に長く詳しい。報告書の下の方にチベットの状況が詳しく報告されている。

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2010年9月1日時点における収監或は拘束中のチベット人政治犯/宗教犯の数は824人であり、その内の479人(約58%)は僧侶/尼僧/トゥルクであるとする。

「2008年3月以降に実施された厳しい宗教弾圧の結果、数名の僧侶が自殺に追い込まれている」と報告する。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


「拘束された者たちの多くは、撲打や長時間食べ物、水を与えられない、睡眠を許さないといった超法規的罰則を受けている」

「武装警官や公安職員により骨を折られたり重い傷害を受けるケースもある」

「目撃したという情報によれば、逮捕時や尋問時の暴力により死亡した僧侶や尼僧の遺体が家族に引き渡されずに、秘密裏に処分されることもある」

「2008年3月に四川省で拘束された尼僧の内80人が未だ行方不明のままである」等と様々な報告を紹介するが、「刑務所や囚人に関する情報を得る事は難しく、チベットの宗教的良心の囚人の数を把握したり、虐待の程度を正しく知る事は困難な状況である」とも言う。

参照:14日付RFA、14日付けphayul

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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