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【2012年世界滅亡】リアル方舟を作った中国VSポルノ地下要塞の米国

2011年09月19日

中華人民共和国成立からまもなく62年。迷信邪教の禁止と民衆啓蒙を続けてきたが、人民のオカルト好きは相変わらずだ。最近、流行りなのが2012年世界滅亡説。マヤ歴を元とした終末論で、ハリウッド映画を期に一気に普及した。


■終末論ポータルサイト

「2012年終末論に関するナンバーワンポータルサイト」を名乗る世界終末ネットというサイトまであるほど。世界中の終末論ネタを紹介しているほか、滅びの日(2012年12月22日)までのカウントダウンまでついている便利な設計となっている。

笑えるのは、ここまでやっておきながら「本サイトの観点:世界の終末はありません。あるいは地球の資源をすべて使い果たし地球温暖化が進めば、本当の終末がやってくるかもしれませんが」という但し書きがついていること。マジメに終末論を流すとデマの流布で逮捕されかねないため、保険をかけているのではないか。


■リアル・ノアの方舟、中国で建造中

映画「2012」では人類を救うノアの方舟が中国で建造されるというくだりがあるそうだが、それを真に受けてか実際にノアの方舟を造ってしまった人が中国で話題となっている。

20110919_mori1
大河網の報道


河南省河市の溶接工場に、そのノアの方舟は鎮座ましましていた。長さ8メートル、直径約2.5メートルのドラム缶状の姿をしている。2012年の終末論をまじめに信じてしまった人の発注を受けて建造しているという。現在はただのドラム缶だが、今後はタイヤをつけて移動可能にするほか、、発電機、圧縮空気供給機、エアコン、調理機器などの内装も設置するという(大河網)。


■終末をエンジョイする米国

終末論ネタをあれこれ探していると、中国新聞網が米国のエピソードを紹介していた。アダルトビデオメーカー・ピンクビジュアルが2012年の世界の終わりに備えて、「PVバンカー」という地下要塞を建造中だという。なんと1500人が収容可能な巨大地下室で、あらゆる災害にもびくともしないのだとか(英語記事はこちら)。

さすが米国!と爆笑したのが、この地下室の目的。世界の終末を恐怖に怯えながらやり過ごすのではなく、1500人の収容者でセックス・パーティーを開いてエンジョイするのが目的だという。アルコール類もたっぷり備えられているほか、大型ステージや先進的アダルトビデオ撮影機器もあるという。安全上の理由から建設地点は明らかにされていないとのこと。終末論を笑い飛ばす意味では面白いニュースではないだろうか。


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