• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

「船の推進力で川の流れを加速」「都内防犯カメラ500台がダミー」―タイ・ニュース

2011年09月21日

■船の推進力で川の流れを加速=驚きの水害回避法■

政府の緊急危機管理センターの警告では、昨日までがバンコクでの洪水被害が酷くなると言う期間だったのですが、アユタヤ等の中部タイにチャオプラヤー川の水を流す事によって、バンコクでの洪水被害は回避された様です。

20110921_bangkok3
ポストトゥデーの報道。


ただチャオプラヤー川流域では今も水位が上昇しており、特にアユタヤやチャイヤプーム県などではところにより水位が2.5mに達している場所もある様です。

もちろん政府も対策を打っているのですが、あまり効果が無いという状況の中で19日、船の推進力によって川の流れを速め、流域への水害を減少させようと言う試みが行われました。ふと耳を疑う様な話ですが、これにより川の水流を20%加速させる事ができたそうです。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


実験は400馬力の船を橋脚にロープで繋ぎ、エンジンを回すというものですが、毎年の様に洪水被害に悩まされるタイにおいて画期的な対策となるでしょうか。

20110921_bangkok1
ポストトゥデーの報道。


■都内防犯カメラ500台がダミーと発覚■

バンコク都によると、アピシット政権の政策として始められた防犯カメラの設置。実は予算不足で現在設置されて
いるカメラの内500台が中身の無いダミーカメラだそうです。警察から当該映像の提出を求められた際には、故障中で撮影できていなかったと報告していたそうで、地域によっては、既に住民がダミーだと気づいている地域もあるそうです。

20110921_bangkok2

Bangkok Postの報道。


今後ダミーを本物に変えて行く予定だそうですが、本当に予算不足だったのか、本当にダミーは500台だけなの
か?と思った方は私だけではないと思います。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ