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「サンティカ火災、被告に禁固3年の判決」「ニセ警官、女子高生に尿検査強要」―タイ・ニュース

2011年09月22日

■66名犠牲のサンティカ火災=被告に禁固3年の判決■

2008年大晦日の年越しイベントで火災が発生し、66人が死亡したパブ・サンティカでの火災で、管理責任を問われていた2名の被告に有罪が下されました。

報道によると9月20日、刑事裁判所はパブ経営者の男性と管理会社役員の男性に対し業務上過失致死の罪で禁固3年、遺族・負傷者への賠償金として8700万バーツ(約2億1800万円)の支払いを命じました。この火災は火災発生時に誘導すべき店員が我先にと逃げた事によって犠牲者が増加した事、また建物自体の 防災設備がなかった事で当時話題となりました。

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ポストトゥデーの報道。

またその後も経営者が逃亡し、火災設備を点検・営業許可を与える役人の汚職が判明、都内にある夜間営業をする店舗の過半数が無許可、無点検状況で営業されていた事が明らかになりました。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


ちなみに被告2人は保釈金50万バーツ(約125万円)を支払い即日釈放。マスコミに対して判決を不服として控訴する方針である事を発表しました。確か犠牲者の中には、タイ人女性を助けようとして亡くなった日本人男性もおられました。


■ニセ警官、女子高生に尿検査強要■


都内トンブリ地区で、偽警官が麻薬検査を装い、被害者の所持品を強奪し逮捕されるという事件が発生しました。

報道によると逮捕された男性(27)は、道ばたでタクシー待ちをしていた女子高生2人(16)に警官のふりをして薬物検査のための尿を採取する様に指示。被害者2人が検査用のビニール袋を持って草むらに入ったところで、預かっていた所持品をもって逃走しました。

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容疑者はその様子を見ていた地元住民によって取り押さえられましたが、警察では余罪があるとして捜査を進めています。タイでは本物の警察であっても警察らしからぬ服装に、ありえない様な要求をしてくる事もあり、また歯向かうと何をされるかわからない事から、この様な事件が発生してしまいます。我々外国人はおかしいと思ったら警察IDの提示を求め、大使館に連絡を取るのが賢明かと思われます。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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