■研究報告: 2011年中国Androidユーザー利用動向■オンライン調査会社の
ZDCから「2011年中国Androidユーザー利用動向」が公開されたので紹介したいと思います。
■モバイルインターネット使用頻度まずはAndroidユーザーのモバイルインターネット頻度の調査です。

"毎日複数回インターネット接続する"が
71.6%で一番多い結果になっています。その後は"特に決まっていない"が
20%で続き、"毎日1回"、"毎週3,4回"、"毎週1,2回"、"利用していない"と続きます。この結果を見る限りやはりAndroid端末、というよりスマートフォン利用者=(ほぼ)モバイルインターネット利用者ということが言えそうです。
*当記事はブログ「Android/OPhone雑記」の許可を得て転載したものです。
■ネット接続方式
続いてはインターネット接続の方法です。

GPRS+Wifiが30.5%で一番多い結果となりました。個々に分解してみると以下のようにも言えるかと思います。
Wifi 59.4%
GPRS 52.4%
3G 36.8%
*GPRS:GSM方式の携帯電話網を使ったデータ伝送技術。第2.5世代(2.5G)と呼ばれる技術の一つ。
Android(スマートフォン)ユーザーといえど、やはり3Gの利用率はそう高くないですね……。
■モバイルアプリ、モバイルWeb利用率比率
続いてはモバイルアプリとモバイルWebの利用率比較です。

利用頻度は"同じくらい"というのが
46.3%と一番多く、"モバイルアプリ"が
37.6%、"モバイルWeb"が
16.1%という結果になりました。大きな差は見られませんがやや専用アプリのほうの利用率が高い、といったところでしょうか。
■アプリ入手先次はアプリをどこから入手するか、という調査です。
机锋网や
安卓(HiAPK)などのサードパーティ製Androidアプリマーケットが
63.4%でトップです。続いては
豌豆荚や
精灵といったPCからアプリのインストールや管理ができるツール経由が
48.1%、GoogleのAndroid Marketが
29.6%と続き、その後はWeb、WAPサイトからのダウンロードが続いています。
■男女別ダウンロードアプリ比較
次はどういったアプリをダウンロードするのかを男女別に比較した調査です。

左側、男性はゲーム
29.0%、ツール類
26.4%が拮抗したツートップで、右側女性はゲームが
37.7%と圧倒的という結果になりました。
■デジタルコンテンツ利用状況続いてはデジタルコンテンツの利用状況です。

左側は利用、ダウンロードしているデジタルコンテンツの有償/無償の状況なのですが、"全て無償"というのが
64.2%でトップで、"大部分が無償"が
29.4%、"無償の率が多い"が
4.1%、"無償のものは少ない"が
2.3%と続きます。これを言い換えれば、コンテンツをいくらかでも有償で利用しているユーザーは
35.8%となります。
そして右側はデジタルコンテンツに毎月いくら費やすかという調査です。0元というのが全部無償とほぼ同じな
64.1%で、10元(約120円)以下が
23.0%と続きますが、50元(約600円)以上というユーザーも
2.5%ながら存在しているようです。
■男女別Android端末満足度調査
さて、最後は男女別のAndroid端末満足度調査です。

男性(左側)が非常に満足と比較的満足を足すと
86.3%で、女性(右側)は
91.8%と満足度は非常に高いという結果が出ているのと、"不満足"という回答がごく僅かなのが特徴です。
オンライン調査なので、ある程度ITリテラシーがある人の回答、という偏りはあるかもですが、何かの参考になれば。
情報元:
ZDC调研中心*当記事はブログ「Android/OPhone雑記」の許可を得て転載したものです。