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2011年09月27日
事故発生からさかのぼること40分あまりとなる午後2時10分、10号線新天地駅で故障が発生。その後、新天地駅を挟む交通大学駅から南京東路駅区間では、「電話閉塞方式」を採用しての減速運転が実施されていた。「電話閉塞方式」とは前方区間に他の電車がないことを確認、後続列車に電話で連絡し進行させるというもの。
(関連リンク:「閉塞 (鉄道)」の「代用閉塞方式」―「通信式」を参照)
通常の信号設備が故障していても、電話閉塞方式での確認が取れていたならば、事故は起こるはずはなかったが、起きてはいけない事故が起きてしまった。専門家は「なぜ事故が起きたのか理解できない」と話している。
上海市地下鉄当局のマイクロブログアカウント「Shmetro」
は次のような謝罪のつぶやきを残している。
本日は上海地下鉄史上、最も暗澹たる一日となりました。最終的な原因と責任がどれであれ、市民、乗客の皆様に 傷と損失を与えたことを恥ずかしく思います。全力で負傷者を救助し、迅速に運行を再開させます。また関係部局による事故の調査と責任追及を受け入れ、協力 いたします。今回の一件を教訓として改善していきたいと思います。どれほど謝罪しても実際の損害に比べたら許されることではありませんが、ここに深くおわ びいたします。