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「法王の帰還とチベットの自由を叫び火を放った」10代僧侶焼身抗議―チベットNOW 

2011年09月28日

■焼身自殺を図った時のより詳しい状況■

昨日焼身抗議を行った2人の僧侶について、ダラムサラ・キルティの僧カヤック・ツェリンが新たに入った目撃者証言を今日私に話してくれた。
(前回記事:「焼身自殺を図った10代僧侶2人=生存を祈る人々のキャンドル・ライト・ビジル―チベットNOW」BRICKSNOW、2011年9月27日)

2人の僧侶は朝の勤行を終えた後僧院を出た。10時半頃ンガバ中心街の交差点に着いた。そこは3月に僧プンツォが焼身自殺を行った場所だった。彼らは厚い僧衣を着ていた。

しばらく2人はそこに座り込んでいた。そしてその後、チベット国旗を2人で一緒に持ち、立ち上がった。同時にダライ・ラマのチベット帰還とチベットの自由を求めるスローガンを叫び始めた。しばらく叫び続けた後、彼らは上着を脱ぎ、道路の中に進みガソリンを身体に浴びせ掛けた。

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*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


そして火を放った。炎に包まれながら2人はなおもスローガンを叫び、道を進んだ。中国の警官が駆けつけ2人をトラックに乗せ連れ去った。

目撃者によれば、一人は生きているようだったが、もう一人は確かにそうだったとは言えないと。

新華社電は「2人の僧侶は微かに火傷を負っただけで、今は安定した状態だ」と発表したそうだ。そう願いたいが、本当の容態はこの先も分らないままの可能性が高い。もしも死亡していたとしてもだ。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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