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2011年09月30日
"(2)ユーザーがリリースした広告コンテンツは、発見しだい即削除します"
確かに曖昧な表現ではありますが、状況から考えれば、微博は企業や団体に取っての一大マーケティングプラットフォームになっていますし、新浪微博側もそれを後押ししているので単に迷惑ユーザーを取り締まるものだと思われます。現にザッと見ても企業の公式アカウントが警告を受けているケースは見られません。
(関連記事:「EC事業への布石? 新浪微博、京東商城と連携、販売促進ページを公開―中国微博情報」2011年8月27日)
現時点、企業のマーケティング活動に影響が直接あるものではないと判断しますが、「微传播」のように小遣い稼ぎをしたい微博ユーザーと微博上で宣伝活動を行いたい企業ユーザーのマッチングを行っているようなサービスは影響を受ける可能性は高いかもしれません。
いずれにしても筆者自身、企業公式アカウントなどもありますので、様子を見ながら事態が変わるようならまた改めてお伝えするようにします。
情報元: 新浪微博広告、 TechWeb
関連リンク:
中国ミニブログ最大手、 新浪微博(SinaWeibo)が取締強化。広告宣伝呟きは即座削除に(中国インターネット新聞、2011年9月30日)
*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。