生き馬の目を抜く中国アパレル業界。それなりに栄えている繁華街では、百貨店や専門店が林立し大変な競争になっています。少しでも客の足を止めようと、モデルを使ったファッションショーをしたり、タイムセールをしたり、巨大モニュメントで気を引いたりと、百花繚乱。中国の繁華街は今やあの手この手の策略が飛び交うバトルフィールドと化しているのです。
奇抜なアイディアにも食傷気味だという消費者も少なくないのですが、甘粛省蘭州市のデパートに登場した店頭陳列がこれは画期的と話題になっています。「美人入浴」がテーマだそうですが、マネキンに服を着せるのではなく全裸のままで使用。マネキンはシャワーを浴びていて、後ろの柵に着ていた服をかけているという設定。
メディアが取り上げるぐらいのインパクトですから、もちろん効果は絶大。通行人は足を止めまくっていたようです。絶対、おバカな輩が下からのぞきこんだりしているんだろうなぁ……。
*写真は鳳凰網の報道。他写真多数。