鳳凰網のウェブ写真特集「囲観」第25期「外国人が撮影した中国の娼婦」がすばらしいのでご紹介。スウェーデンのカメラマン・Per-Anders Petterssonが撮影した写真を特集しています。
これはその中の1枚、2007年にタクラマカン砂漠の小さな街にあるバーで撮影されたもの。おっさんと社交ダンスを踊る風俗嬢です。日本の小学校におけるフォークダンス同様(?)、かつての中国では男女が堂々と接触し一緒に遊べる娯楽として社交ダンスが流行していました。
私も一回、「ダンスホールに行こうぜ」と誘われ、激しく踊る覚悟を決めて出向いたところ、社交ダンスだったのでびっくりしたという経験があります。大都会ではもっと楽しい娯楽があれこれあるので、老人の運動としての社交ダンス以外は衰退に向かいつつあるように思いますが、この辺境の地ではまだまだ盛り上がれる娯楽なのかもしれません。
Per-Anders Pettersson氏の公式ウェブサイトでは、他にも面白い写真をあれこれ公開してくれています。中国絡みだと、
シルクロード
アフリカの中国人
中国のテーマパーク
というコーナーがありました。どれもなかなか面白い写真ばかり。特に「アフリカの中国人」がいい。文字だけではわからない中国のアフリカ進出が伝わってくる写真ばかりです。「
旧正月のお祭りのためにダンスの準備をする子どもたち」とか、壁に貼られているポスターとかも含めて、いいムード出しまくりです。