中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年10月08日
2:「剰女」の特徴
80年代生まれということで、2011年現在は22歳から31歳の女性が当てはまります。まさに結婚適齢期を迎えた年代ですが、結婚できない剰女たちの典型的な特徴が10点あげられています。
・特徴1、2、3:高学暦、高収入、高年齢
大卒以上の高学歴女性はそれなりの職について高収入を得ている。ついでに年齢もそれなりになったという次第。世間的には悪くない立場だと思いますが、記事は彼女たちを小ばかにしています。 例えば、米誌TIMEを読むのに、占いの記事だけ。「年をとると役にたたなくなると」自分から言いながら、他人に「老い」を指摘されると怒るといった具合に。
・特徴4、5:家にいるのが好き、女性の友人がいる
週末はパジャマ姿のまま、身だしなみにを気を使わず、一日中テレビを見たりネットをして過ごすだけ。いわゆる干物女というライフスタイルです。たまに遊ぶ時も異性とではなく、女性同士で飲みに行っては会社や男性を悪口を言って憂さを晴らすのだとか。
・特徴6、7、8:大胆に考え、思い切って行動し、時に気が狂った様にみえる
個性的な世代なのでいろいろ思い切ったことをするそうです。例えば、女性の友人同士だけでお遊びの結婚写真をとろうと決意、一緒にダイエットに励む。撮影当日、周囲の人が新郎はどこにいるんだと気にしているのを見て楽しむ。
ダンスを習いたいと思い立ったり、旧正月の只中に旅行に行きたいと思えば、すぐに行動にうつすほど行動力がある。そういえば、聞こえがいいのですが、自由すぎて変な風に見られることもあると指摘しています。
・特徴9、10:愛情に関して海水のように冷淡だが、炎の様に熱い時もある
年齢的に経験豊富で、恋愛について良いも悪いも知っている人々。それだけに冷めている部分が少なくないのだとか。その一方で、恋愛に対する夢を完全に失ったわけではなく、期待するところもあるそうです。
3:最後に記事の感想を
中国では、結婚して一人前という発想がまだまだ根強いのかなと感じました。この記事も未婚女性、剰女を馬鹿にしているような印象です。
剰女たちににしてみれば、好きでやっているのだから他人に言われる筋合いはないということかもしれません。それは男性についても言えることではありますが、
ただ、女性だけでわいわい楽しくやっていると様になりますが、男性だけで旅行に行くのはなんだか寂しいようにも思うのですが。これも逆差別かもしれませんが。