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拘留中の僧ロブサン・ツォンドゥ=執拗な拷問にも信念を曲げず―チベットNOW

2011年10月10日

■僧ロプサン・ツォンドゥ(Tibet Netより)■

10月7日付けTibet Netチベット語版より。

10月7日に内地から伝えられてきた確かな情報によれば:2008年の平和的抗議活動に関係したとしてラサの公安に逮捕されていたデブン僧院僧侶ロプサン・ツォンドゥに、ラサの裁判所は10年の懲役刑を言い渡した。彼は現在チュシュル刑務所に収監されている。

彼は1965年ジェクンド(ユシュ、ケグド、玉樹)生まれ。幼少時、地元のラニャク僧院で僧となる。その後ラサのデブン僧院に入学。1996年、インドに亡命し、南インドのデブン僧院に学んだ。その後、再びチベットに帰りラサのデブン僧院で勉強を続けていた。

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*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


2008年3月10日にデブン僧院僧侶たちはラサ市内に向け抗議の行進を始めた。途中でこの行進は武装警官隊により阻止されたが、これがその後ラサをはじめチベット全土で起こった、チベットに対する中国支配への抗議活動のきっかけとなった。

僧ロプサン・ツォンドゥもこれに関わったとして逮捕され、ラサ北部にあるサンイップ刑務所の前にある拘置所に収監された。同じようにここに収監されていた仲間が証言として話すところによれば、彼は尋問中にひどい拷問を何度も受け、何度も血を吐いていたという。

彼はいくら拷問を受けても、常に自身の信念を曲げず、「自分たちは世界を利することができる仏法を行じようとしているのに、あなたたちはそれを阻害しようとしている」等と怖れる事なく拷問する尋問者に説いたという。そのようであったから、彼は特にひどい拷問に遭い、身体も衰弱。最近チュシュル刑務所に移されたという。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。


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