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2011年10月15日
2011年中国国際通用航空大会は13日に開幕、16日までの4日間の会期が予定されている。アクシデントは13日午前の演技飛行中に起きた。3番目に登場したのは、中国国産攻撃機JH-7飛豹。低空飛行中に突如、コントロールを失い墜落した。幸いにもパイロットは脱出に成功。落下地点も観客から2キロ離れた草地だったため、被害はなかった。
飛豹は中国が初めて自主開発した全天候型複座式超音速攻撃機。1973年に開発が始まり、1988年に初飛行に成功。1998年のマカオ航空ショーで公開され、海外メディアの注目を集めた。2004年に実戦配備されたものと見られている。輸出も可能と宣伝されているが、まだ採用された例はないという。
(中国新聞網及び「日本周辺国の軍事兵器」を参照)