■セクシーさをアピールするタイ女性たち■

いつも固い内容の記事が多く、書いているほうとしても時には息抜きしたい。せっかくきれいなお姉さんの目立つ、タイはチェンマイに暮らしているのだし……。

と思っていたら、金曜日の「ＧＵＲＵ」に、最近のタイの若い女性のセクシー度のアピール振りが載っていた。紳士諸兄に紹介しないわけにはいくまい（ご婦人は見ない振りをしてね）。


■「痒いのを直して！」

2011年一番話題なのが、ジャー･ターボ（Ja Turbo）嬢とか。この若い女性の「カン・フー」（痒い耳）というビデオ･クリップを見ると、まさにセクシーさをアピールする服装で、「痒いのを直して！」と歌いながら、あらぬ箇所を擦っている。「あなた、恥ずかしくないの？」とおばさん方からは言われているが、本人は、「歌手は自分なりにアピールしなくちゃ！」と意に介さないそうだ。



好むと好まぬはあなた次第だが、YouTubeにビデオが載っているので、確認したい方は、削除される前にどうぞ！


■お祭り騒ぎでトップレス

今年4月のソンクラーンでは、シーロム通りでハイティーンの女性3人がお祭り気分に乗って、車上できれいな胸を披露してしまい、500バーツ（約1240円）の罰金を課せられた。時のニピット・タイ文化相は、「これは、タイの文化の評判を貶めるものだ」と言ったが、こんなことでタイの評判は落ちませんよ。このビデオ･クリップは取っておいたが、削除されてしまった……。
（関連記事：「「半裸で踊った女性を指名手配」「警察の発砲で人質が重体＝バンコク都心カージャック事件」―タイ・ニュース 」2011年4月20日）

＊当記事はブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

■タイ・タレントのセクシーアピール

また、2010年のバンコクのモーターバイクのフェスティバルでは、女優のパンワード・プーイ（Panward Peuy）さんがセクシーなモーターバイクの洗い方を披露したそうだ。セクシーな洗い方ってどんな洗い方なんだろうと思ってしまう。この動画は見つからないので、彼女のポートレート写真を。


＊写真はLucy Who.comより。

2008年には、リオ・ビールが6人のグラマラスな女性のカレンダーを出して話題になった。確かＣ君が紹介してくれていたなあ……。これもチラッと。いや堂々と。


＊写真はKONKAENLINK.COMより。

また、2006年にはジュララック・イン（julaluck Ying）が、自分とファランのボーイフレンドとの親密な写真集を公開したそうだ。これも１枚、写真をサービス。


＊写真はTHAI NEWS LANDより。

「いやあ、タイの女性は自分のアピールをよく知っていますね……」としか、言えません……。


■10年で倍化したプロスティチュート

ちなみに、タイのプロスティチュート（性風俗従事者）の数は1988年から2001年にどう変わったと思いますか？経済が発展して減ったって？ブ、ブーです。

88年の100万人強から2001年には200万人になっているそうです。ちょっと不謹慎な計算ですが、タイの18歳から34歳までの女性の数が824万人（29歳までだと563万人）だから、4人強にひとりが……。ほんとかしら？


■フェミニストＶＳコヨーテ・ガール

最後に笑い話をひとつ。ラブラブラット前上院議員は、保守的な女性政治家で知られるが、彼女はいつもこういった若い女性の不埒な振る舞いに怒っている。あるときセクシーさを売り物にする「コヨーテ･ガール」について聞かれ、こう言った。
（コヨーテ・ダンス：ＹouTube）

「コヨーテ･ダンサーはね、25歳を過ぎるとピークが過ぎるから、売春に出るのよ。そしてシュガー・ダディー（日本でいうパパ）か、人の旦那をつかまえるものなのよ。コヨーテなんてやめちゃいなさいよ」。

これに答えて、ひとりのコヨーテ･ガールが言ったという。

「もしそんなことされたら、みんな失業して売春に行っちゃうわ」

＊当記事はブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。