中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
オンライン調査会社のZOLから「2011年10月度中国携帯電話市場分析レポート」が発表されたのでご紹介。
■メーカー別人気度調査
まずはメーカー別の人気度調査です。
今年初めの調査と比較しても上位5社の顔ぶれに大きな変化はないのですが、诺基亚(ノキア)が既に20%程度のシェアとなり、すぐ後ろに三星(サムスン)が迫ってきていることが分かります。
これは1月度から10月度の人気度を時系列にするとより鮮明になります。
*青:ノキア、赤:サムスン。
■機種別人気度調査
続いては機種別の人気度調査です。
Android端末が10機種、iPhoneが2機種、ノキア端末が3機種という結果になっています。Android端末が出揃ってきたので、当然といえば当然の結果かもしれませんが、今年初めの調査でノキアの端末は9機種ランキングしていたことを考えると、メーカー別人気調査の結果とも連動しているかと思います。
■価格帯別人気度調査
続いては価格帯別の人気度調査です。
1000~2000元(約1万2000~2万4000円)の価格帯が36.7%でトップで、2001~3000元(約2万4000~3万6000円)が25.6%、1000元以下(=実際には"未満")が13.1%と続きます。
■ディスプレイサイズ別人気度調査
最後は画面サイズ別の人気度調査です。
一般的な3.3~4インチ程度の画面の人気が高く49.6%とほぼ半数の支持を集めていますが、最近増えつつある4インチ以上の大画面端末の人気も徐々に上がってきているようです。
■Windows Phone、ノキアLumia 800が仏で大人気
さて、冒頭で触れたノキアですが、先月発表したWindows Phone搭載のLumia 800(engadget日本版)の人気がフランスでは非常に高いと聞きます。
Lumia 800自身が10月末の発表だったので、当然今回の調査には反映されてはいませんが、今後同機種およに同時に発表されたLumia 710などが復権の起爆剤となるのか否かなどにも注目していきたいと思います。
情報元:zol.com.cn调研中心、腾讯数码
*当記事はブログ「Android/OPhone雑記」の許可を得て転載したものです。