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2011年11月15日
北京の名門大学に通う女子学生をターゲットに、「卵子提供ビジネス」が闇
で行われている模様。QQなどで募集されており、相場は平均5000元(約6万円)、名門大学なら値段はつり上がり、清華&北大で3万元(約36万円)、
北師なら2万元(約24万円)程度の「栄養費」が謝礼として支払われる模様。なお今回おとり取材をした「陽光代孕網」の代理母妊娠の成功費用は、14万元
(約168万円)らしい。
(新京報)
*おとり捜査風景。新京報の報道。
関連記事:
「高給の仕事見つけたよ!→腎臓消失」」「iPadが欲しいから腎臓売った」中国の臓器売買ビジネス(2011年10月25日)
関連リンク:
卵子ビジネス、米で浸透 特定の提供者に高額謝礼も(asahi.com、2010年12月6日)
■オイラ、北京でMRするわ
CCTVの調査で、北京で売られている薬の値段は出荷時の原価から20倍もあがっていることが判明。山東にある製薬会社の薬を例にすると:
・薬の原価が0.6元(約7円)
→山東の製薬会社が3元(約36円)で仕入れ、4元(約49円)で売る
→北京の製薬会社が4元で仕入れ、11元(約134円)で北京市内の病院に売る。この11元というのは北京市で定められた各医薬品の定価で、これに15%加算された金額が患者が支払う金額になる模様。そのため:
→北京の病院で12.65元(約154円)で患者の元へ