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2011年12月10日
西北大学現代学院には、ギリシャ神話の女神・アテナ、中国神話の女神・女禍と2体の彫像があった。当初はただの彫像だったのだが、後にある改造が施されたことがネット民の暴露で明らかとなった。
改造個所は彫像の顔。なんと、西北大学の女性理事の顔に作り替えられていたのだという。しかもご丁寧にも彫像の足元には説明の碑が置かれ、「理事**は学校用地の取得に多大な貢献をしたため、ここに永久に記念する」と書かれていた。なるほど、地上げ業で大活躍とあらば、表彰しないわけにもいかないといったところか。女神としてたたえるとは、いやはや「究極のおべんちゃら」と言うにふさわしい。
*画像は杭報在線の報道。上段がアテナ、下段が女禍。左が改造前、右が改造後。
ネット民の暴露で話題になったことを知ると大学側は説明の碑を破壊し、逃げ切りを図っている。もっとも女神2体のご尊顔はいまだにそのままのようだが。