• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

空港が突然の使用中止、その恥ずかしい理由とは?!史上最速で取り壊されるビル―中国

2011年12月11日

2011年12月8日、福建省泉州市の晋江空港は突然、使用が中止された。アモイ航空は当初、「大風が原因」と説明したが、実はもっと恥ずかしい事情があることが明らかとなった。


Airport
Airport / faungg

*資料写真。

2011年12月9日、財経網が伝えた。

空港閉鎖の本当の理由とは、「近くに高層建築ができたから」。滑走路付近にまだできたてほやほやの7階建て、高さ40メートルのビルがあるのだが、強風が吹いた場合の航空機進入路上に建っていることが判明したのだという。

ちなみにビルは中国の大手靴メーカー・貴人鳥集団が所有するもの。本当はビルを建ててはいけない場所だったのに、大企業の力でこっそり建ててしまったのか、それとも建設を認可する政府部局がついうっかり大丈夫と認可してしまったのかは不明だ。

外壁工事が終わり、内装工事が進められていたこの新品のビルだが、すでに取り壊し工事が始まっているという。中国では「爛尾楼」(資金不足で途中で工事がストップしたビル)は珍しくないが、完成する寸前に取り壊されるという例はさすがにないのではないか。ともあれビルを壊さないかぎり空港が使えないのだから、ギネス記録級のスピードで取り壊し工事は進むのだろう。

関連記事:
「空港でカニをゆでた男」トンデモ話の裏側に心温まるエピソードが!―中国・広東省
フライトスケジュールは幹部のご都合で決まる?!権力乱用に市民の怒り―中国コラム
エールフランス「中国で整備したらねじがなくなってました」=中国ネット民の反応
<続報>茨城空港便就航の中国格安航空会社を日本メディアがバッシング、でもそれでいいの?


トップページへ

トラックバック一覧

  1. 1. ここは酷い第三者委員会ですね

    • [障害報告@webry]
    • 2011年12月12日 06:56
    • 時給3万5000円も…第三者委の適正報酬は? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111210-OYT1T00043.htm 本気で仕事を頼むなら時給、という考え方ではなく ちゃんとプロジェクトとして幾ら払うって決めるべきだと思う そ

コメント欄を開く

ページのトップへ