このブログでもお知らせしており、また多くの方からご支援いただきました洪水支援・ナムジャイ・プロジェクト。
私がばたばたしている間にも、タイ側の支援団体コンカーン・ナムジャイが忙しく支援活動を行って下さって
います。

沢山の企業様からも支援物資をいただき、私自身が責任をもって被災地へ届けさせていただいております。バンコクでは既に洪水被害は過去の事のような感じもしますが、実は冠水していた地域というのは政府の支援もいまだなく、電気と水道こそ確保されているものの、回復にはまだまだ道のりは遠い状態です。



冠水していたランシットの住宅街に入ると未だこの状態。被災した家屋から出る大量の廃棄物が街を覆っています。



車もこの状態で、どうやら部品を解体して、再び走れる様にする業者が大繁盛の様ですが、一般の被災者にとっては家屋の修理費やこれら自動車の修理費等が重くのしかかります。

冠水していた住居も修復には一体どれだけのコストがかかるのでしょうか。戻って来ても家屋が住める状態でないために、多くの方は避難所での生活を余儀なくされているそうです。



ナムジャイ・プロジェクトでは、避難所となっている公民館や学校、そしてムーバーン（住宅街）の寄り合い所に支援物資を届けてきました。これらの地域では地域住民が力を合わせて街の復興に取り組んでいます。今回は食料とマスクなどの医療品を届けましたが、政府支援がインフラや大企業に向けられる中、ナムジャイ・プロジェクトでは今後も被災者に直接届く支援活動をできる限り続けたいと思います。




■震災後、いち早くタイから届けられた支援ソング。素敵な映像に計画停電で真っ暗闇のなか、心癒されました。（水島）



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洪水募金情報：

ナムジャイ・プロジェクト告知ページ
“ナムジャイ(優しさ)”プロジェクト (タイ洪水被災者支援）（Facebookページ）

タイ洪水被害への義援金・募金受付まとめ（メモノメモ）

東南アジア（タイ以外｜カンボジア、ベトナム、ミャンマー（ビルマ）、ラオス）の豪雨被害に対する義援金、募金、寄付受付がないか調べてみた（メモノメモ）

（執筆者：ウチャラポーン）