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【中国斜め読み】幻の日本人を愛した女=仙台市パンダGetだぜっ!(ujc)

2011年12月23日

■幻を~、愛したの~♪

*当記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の許可を得て転載したものです。


武漢在住の女性黄さん(30ウン歳)が、友達の紹介で2008年に旅行で訪れた日本人男性の信一さんと出会ったそうな。3日間を共に過ごした2人は瞬く間に恋に落ち、信一さんの帰国後もネットで連絡を取り合いながら愛を育み、3ヶ月後には結婚 することに。愛しい妻の元に駆けつけた信一さんは新婚3日目に「日本での手続きさしでぐる。おめえワシを待っとけ」と言い残して、再び帰国の途に。

し かしそこから信一さんからの音沙汰はさっぱりなくなり、黄さんは3度も日本に訪れ大使館や地元の警察署に足を運んだものの、何の成果も得られずに帰国。つ いに離婚訴訟を起こし、信一さんの居場所を裁判所を通じて照会したものの、青森県地方裁判所からの返事は「住所は確かに存在すっけど、信一なんてオトコは 住んどらん」ということに。結局相手不在のまま審理は進み、弁護士からも「相手が仕事何してるかも知らないなんて、結婚を焦り過ぎ」とダメだしされた黄さ んは、出会いから3年以上経った最近、めでたくバツ1と相成った模様。
(荊楚網)

20111223_本田美奈子_オリビアを聴きながら
*画像クリックでYouTube動画。




■言うてみるもんですなあ

「パンダつがいで貸して!もちろん無料で!!」と発言を聞いて、あんた名字は奥山やなくて実は上沼やろ?と突っ込みそうになった奥山恵美子・仙台市長の要望を、なんと中国側は受け入れる模様。25日からの野田訪中で、ムービースタアが表明予定らしい。
(朝日新聞)

panda floss
panda floss / istolethetv


関連記事:
「パンダ貸して!金は払えん!」と仙台市=中国ネット民の反応



■絶対誰か入れ知恵してる(笑)


村民挙げての反乱が勃発している烏坎村の村民代表と、汪洋の腹心として知られる広東省委副書記の朱明国(最近規律検査委書記から免職)がついに対面。村が要求している、亡くなった薛錦波さんの遺体を村民に返還すること、5カ国の国際的メディア立ち会いの元で遺体の検査を行うこと、臨時理事会村代表の地位を承認することの三つを受け入れることを表明。結果、村人が当日行う予定だったデモは中止、横断幕等は撤去し、村民は通常の生活に戻ることとなった模様。
(BBC中文網)




■汪洋何気に重大な表現


続いて朱明国・広東省党委副書記は、この問題に対処する為のプロジェクトチームの立ち上げを発表。本人以下10名の大所帯にて問題の解決にあたるアピールをした模様。なお、この席で汪洋・党委書記の指示を公表し、省トップが政府に一定の責任を認めていることを確認した模様。

20111110_汪洋_写真
*グー!する汪洋。
画像は多維網の報道。

汪洋:

「烏坎の事件は偶発的ではあるが、必然的ともいえる。これはつまり社会が発展する過程において、長期にわたり経済発展の陰に隠れた矛盾が積み重なった結果であり、我々の「一手硬、一手軟」(経済建設を掴む手は堅く、精神文明をつかむ手は柔らかく、という小平語録より)が生んだ必然的な結果であると言える。責任ある政府として、今回の問題と矛盾の解決にしっかりとあたることを約束する。」
(南方都市報)

関連記事:
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■チャン・イーモウ(張芸謀)に火の粉が飛んだ(笑)

盲目の弁護士・陳光誠氏の所に突撃したクリスチャン・ベイルのことを聞かれた外交部の劉為民報道官のコメント。

20111223_クリスチャン・ベール_ベイル_中国

劉為民報道官:
「確かに彼は、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の招きで映画のオープニングセレモニー参加のため中国に来た訳だが、別に騒ぎを起こしたり、どっかの村を撮影するために招かれたわけではない。もし彼が騒ぎを起こしたいのであれば、我々はそれを歓迎することはできない。」
(BBC中文網)

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■まだやってるんですか


2006年に死去したヘンリー・フォック(霍英東)の遺産を巡って兄弟間で骨肉の争いが続いているのですが、三男・震宇氏を筆頭に10名以上の家族が、長男・震寰氏を、14億HKD(約140億円)を私的に流用したとして香港高等法院に訴え出ている模様。

20111223_スタンレー・ホー_遺産
(多維網)

*2011年12月24日:
霍英東のカナ明記をスタンリー・ホーとしていましたが、ヘンリー・フォックの誤りでした。修正いたしました。


関連リンク:
カジノ利権めぐる攻防激化(中国情報源、1999年12月17日)



■断じて粋じゃない


北京の什刹海バーエリアで愛国歌曲の流しを広げようと、地元商会が画策している模様。
(新京報)

Blind street musician, Beijing
Blind street musician, Beijing / michael j moss

*こちらは粋過ぎる流しの故宮弾き。


*当記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の許可を得て転載したものです。


 コメント一覧 (6)

    • 1. 天天
    • 2011年12月27日 23:32
    • 世界中で高いお金を出してパンダを借りているのに、仙台だけは無料だなんて!

      『口だけの革命はもうたくさんだ!人気作家・韓寒のド直球コラム「自由を求める」―中国』の記事、
      「大木は波紋を呼び」->「大きな波紋を呼び」
      だと思います。

      韓寒ブログ、最後の仕上げを楽しみにしています。
    • 2. Chinanews
    • 2011年12月28日 19:43
    • >天天さん
      ご指摘ありがとうございます。修正しました。
      無料パンダの効果はいかほどなのか、ちょっと楽しみです。
    • 3. 天天
    • 2011年12月29日 10:21
    • 『「ファッション民主にサヨナラ」ばらばらの国を変えるために=韓寒コラム解読編』に関してですが、
      『そも「直接投票で大統領を決めること」』->『そもそも「直接投票で大統領を決めること」』
      でしょうか。

      ところで今回の韓寒ブログを読んでの個人的な感想は、
      『豊かな社会を実現するためにはいろいろな要素が必要で、「民主」こそが民意だと思いキーボードを通じてそれを政府に要求することは、緑化運動と言って緑のペンキを塗るのと同じこと。「革命」論議に至っては、ブサメンたちのマスターベーション、精神的にも衛生的にも私は距離をおきたい相手』
      といった感じです。

      個人的にはフェイクなし、そのままの表現で読んでいます。

      --

      さてもし仙台市に無料でパンダが来るのであれば、最初の一年だけは「温温」とか「習習」にしておいて、二年目以降はネーミング・ライツを売ればよいのではないかと妄想中。
    • 4. Chinanews
    • 2011年12月30日 12:20
    • > 天天さん
      ご指摘どうもです。

      韓寒の記事にはいろんな読み方があるでしょうね。
      ふるまいよしこさんも取り上げておられましたが、だいぶ私とは違う論調じゃないか、と。
      http://www.newsweekjapan.jp/column/furumai/2011/12/post-436.php

      残念なのは中国での議論がきわめて皮相的な話で推移していることです。私はだらだらと全訳したので大変読みにくいと思うのですが、韓寒の「釣り」(反響を呼ぶことを狙った)が一番大事なポイントだと思うのですが。

      パンダの名前ですが、他国だと中国名から改名していないんじゃないか、と。日本はなぜ自分たちで名前をつけるのか、しかも中国チック(?)な名前を、というのは微妙なところですねw
    • 5. 天天
    • 2011年12月31日 12:21
    • Chinanewsさん

      ふるまいよしこさんのコラムの紹介、ありがとうございます。
      それぞれの記事が非常に深くて参考になります。
      彼女の記事を読んでいると、自分が中国の街中に立っているような感覚に襲われます。

      北朝鮮関係で紹介したブログに興味を持っていただいたようでほっとしました。
      それほど頻繁に更新されるわけでもないですし、Google Readerでの登録数も24程度で少ないですが、「中国」関連の記事を見ていただいても分かるとおり、非常に興味深い記事を読むことが可能です。
      http://blog.goo.ne.jp/qwerty765/c/005497297a6098ca8fc83d6e2a91b7d4

      パンダの名前に関しては、以下のページの備考欄の括弧の中が現在の名前だとすると、
      http://taotaopanda.web.fc2.com/panda_list_birthday.html
      アトランタの華華と台北の華霊も名前を変更しているようですね。

      アドベンチャーワールドでこんなに子パンダが生まれていたなんて、今日の今日まで知りませんでした。
      http://taotaopanda.web.fc2.com/panda_list_japan.html

      ああ、やっぱりアトランタ動物園ではパンダの名前を変えているようです。(華華 -> 倫倫 , 九九 -> 洋洋)
      http://www6.plala.or.jp/tom888/zoo_world_j.html#atlanta
    • 6. Chinanews
    • 2011年12月31日 17:03
    • >天天さん
      パンダの改名は日本だけの慣習だと勝手に思い込んでいたので、大変勉強になりました。ありがとうございます。

      アドベンチャーワールドの出産能力の高さは凄まじいですね。1頭1億円は高いという話ばかりですが、パンダの集客能力を考えれば決して高くない、数を集めればその力は倍増するという商業論理をアドベンチャーワールドが示しているようで興味深いです。

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