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2011年12月25日
インドネシアにもウナギは存在する。昔はジャカルタでも家の前を流れる側溝などでいくらでも捕れたようだ。今でもたまに捕獲している子供を見かけたりすることもある。
■インドネシアの日本用ウナギ養殖
そしてインドネシアではかなり以前からウナギの養殖に関しては研究されてきたのだが、日本のウナギとインドネシアのウナギは種類が異なり、脂の乗り方や香りが日本人好みにならず、商品化するのは難しいと言われてきた。
それでも技術の向上や研究に研究を重ね、結果を出すのが得意なのが日系企業。インドネシアにおいてウナギの養殖を成功させている会社も出てきているようだ。
■昔から食されてきたインドネシアのうなぎスナック「Kripik Belut」
今回紹介するのは日本向けのウナギではなく、インドネシアで昔から食べられてきたウナギ。
これがビールのツマミに良く合い、中々イケる味です。道端の屋台で販売しています。大きな袋でいくらだったか忘れてしまったが、決して高い値段ではなかった。
ウナギは随分適当に油であげられたような感じだが、食感は日本でも鰻屋などで食べられるウナギの骨に良く似ている。
ウナギのことはインドネシア語でBelutという。ジョグジャカルタ名物で、Kripik BelutとかKeripik Belutと呼ばれている。機会のある方は是非お試しを!
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*当記事はブログ「インドネシア情報局」の許可を得て転載したものです。